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2009年2月10日 (火)

K.エルグネルとベジャール、ベンゴ

Kudsi Ergunerを表記するなら、クドゥシ・エルギュネルでしょうね、と昨日の記事にご回答頂きました。(お名前は分からずですが、有難うございました。m(_ _)m) クドゥシと綴るのには既に慣れていましたが、エルギュネルは少し表記的に抵抗がありますので、取りあえずエルグネルとしておきます(^^;
クドゥシ・エルグネルのビデオですが、上位にランクしている中には、スーフィー音楽(メヴレヴィー音楽)やオスマン音楽に混じって、というかそれ以上に、これまでの色々ユニークな活動の一端がアップされています。今日はその中から、ベジャールのバレエと映画「ベンゴ」のワンシーン。

Maurice Bejart :"Rumi"- musique Kudsi Erguner

ベルギーの誇る20世紀バレエ団を主宰していた故モーリス・ベジャールの舞台「ルーミー」から。音楽はクドゥシ・エルグネル。トルコのメヴレヴィー教団の開祖にしてペルシア古典詩の大詩人でもある、ジャラール・ッディン・ルーミー(モウラーナ)をテーマにしています。ベジャールのバレエは、80年代前半のエロス・タナトスの頃などはよくチェックしていましたが、この作品は知りませんでした。同じくベジャールのサアディの詩をテーマにした「ゴレスターン」には、引退したイランの名歌手セイイェド・ラザヴィ・サルヴェスターニ(78年にパリサーと共に来日した男性歌手)も出てました。クルディスタンのオスタッド・エラーヒを絶賛するなど、ベジャールには中東音楽通の側面がありました。

Kudsi Erguner - Vengo

トニ・ガトリフ監督の「ベンゴ」は、01年頃の封切り直後に見て、DVDも持ってるのに、エルグネルが出ていることに気が付いてなかったです(^^;  そうか、あのシーンのネイ奏者はエルグネルだったかと思い出した次第。この映画は、フラメンコの舞台であるアンダルシアの地で、地中海周辺のスーフィー音楽などもクロスする刺激的な映像と音楽に魅了された情熱的な作品でした。侘び寂びを感じる女性の主題歌も最高でした。(以下DVDの解説)流浪と迫害の歴史を背負うロマ民族(ジプシー)。その苦しみの中から生まれた灼熱の情念が、アンダルシアの大地で交錯する。トマティート、ラ・パケーラ・デ・ヘレスなど超一流ミュージシャンたちによるライブ演奏と舞踏に彩られた男たちの復讐のドラマを、世界最高のフラメンコダンサー、アントニオ・カナーレスが熱演。

Vengo Flamenco soufi

エルグネルは出てませんが、同じくベンゴから、エジプトのスーフィー歌手Sheikh Ahmed El Tuniの出てくるシーン。彼が冒頭で旋回舞踏するシーンには度肝を抜かれました。フラメンコ・ギターは名手トマティート。

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