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2009年3月17日 (火)

スコット・ロスのK.209とK.208

555曲のスカルラッティのソナタを全曲録音した唯一の演奏家、チェンバロの鬼才スコット・ロスは、「どれか一曲選べと言われたならば、K.208のソナタを選ぶ」と答えたそうです。これまで取り上げた曲のような、フラメンコを思い出させるようなリズムの躍動する曲でも、憂いに満ちた曲でもなく、明るい叙情性溢れる美しい一曲です。少し意外な気もしますが、長い探究の末に名手が語った言葉ですから、重いと思います。スコット・ロスはクープランも得意にしていましたが、優美さにおいてクープランのクラヴサン曲のような、ロココ的な美しさを感じさせる曲です。youtubeはスコット・ロスでは残念ながらなかったので、アンドレアス・スタイエルという人の演奏を上げておきますが、併せてスコット・ロスによる一番違いのK.209を上げておきます。

Domenico Scarlatti - Sonata K.208 in A Major

Domenico Scarlatti - Sonata K.208 in A Major.  Andreas Staier (Harpsichord).

Scarlatti K209

The great Scott Ross plays Scarlatti's sonate K209 in Le château de Maisons-Laffitte (1988). Harpsichord: David Ley

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コメント

スコット・ロスのスカルラッティは持ってますが聴かないなあ・・・・、持っているとどこから聴いてよいやらという感じで。でも実は宝の山だったりするんでしょうね。ゼアミさんのリコメンドを参考にして聴きなおそうかな。

投稿: ヒロセ | 2009年3月20日 (金) 01時00分

>ヒロセさん
※有難うございます。おお全集持ってましたか。WAV○にいた頃ですか? 見たことはあるけど、結局聞かずのまま20年経ちました。でもどちらかと言うとピアノでの演奏の方が好きなので、やはり持っててもさほど聞かないかも(笑)

投稿: Homayun | 2009年3月21日 (土) 20時07分

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