« スカルラッティとフラメンコ | トップページ | サパテアードを連想させるK. 146 »

2009年3月10日 (火)

K.96(L.465)の場合

バロック時代の鍵盤音楽の鬼才ドメニコ・スカルラッティの音楽、二日目はスペインらしさを感じさせるソナタの一曲を。カークパトリック96番(またはロンゴ465番)のソナタですが、例のウラディーミル・ホロヴィッツのソニー盤に入っていた曲。ロンゴとカークパトリックは、一番通用しているスカルラッティのソナタの整理番号で、70年代頃はロンゴの方が広まっていたように思いますが、今はカークパトリックの方が標準になっているようです。
ところで何で突然スカルラッティが気になったかと言いますと、数ヶ月前クラシック専門ネットラジオのOttavaで偶然聞いたためでした。スカルラッティも、ここ20年ほど余り聞かなくなっていましたが、偶然に好きなソナタを耳にし、一気に昔懐かしい記憶が甦りました。やはり昔よく聞いていた室内楽や器楽がよくかかるので、オッターヴァは待ちの時にはRadio DarvishやLast FMと並んでよくかけ流していることの多い局です。今までのFMにはなかった選曲なのと、音質の素晴らしさが何より特筆ものだと思います。

K.96(L.465)のソナタは、猛烈な速さの8分の3拍子で、ギターのトレモロを模したような同音連打が出てくるのと、短音階になる部分はフラメンコの旋法を思わせるところがあります。フラメンコやファンダンゴには12拍子が目立ちますが、それは3×4になっている訳で、やはり3拍子系と言えると思います(こちらが参考になります)。この曲など聞いていると、自然とフラメンコが遠くにイメージできると思います。残念ながらホロヴィッツのビデオはなかったので、ハンガリーの名手シフラとイシャイ・シャエル(ユダヤ人では?)の演奏で。

Cziffra - Scarlatti Sonata K 96 in D major - La Chasse

Scarlatti: Sonata in D, K. 96 - Ishay Shaer

|

« スカルラッティとフラメンコ | トップページ | サパテアードを連想させるK. 146 »

バロック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: K.96(L.465)の場合:

« スカルラッティとフラメンコ | トップページ | サパテアードを連想させるK. 146 »