« オユン・ハヴァシとチフテテリ | トップページ | 東トルコ ザザ人歌手のクルドの歌 »

2009年3月 1日 (日)

ニリュフェール・アクバルとギュライ

今日は、トルコの民謡をベースにしたハルクを歌う女性歌手を二人。ニリュフェール・アクバルとギュライを2本ずつ。二人はザラより少し上、ハシュハシュよりは少し下の世代位でしょうか。二人に共通するのは、民謡系なのに泥臭さは余り感じられず、しっとりとした洗練美があるところでは、と思います。それがベルクス・アッカレなどとの大きな違いでしょうか。アッカレは洗練と言うよりも、トルコのディープ・ソウルを感じさせます。3人ともターキッシュ・ビューティーなのは同じですが、一方は物憂げな哀感を帯びた歌声、一方は逞しいアナトリアの歌声、と個性がまるで違うように思います。日本でも、物憂げな歌の多い地方と陽気で逞しい歌の多い地方(南の方)など、相当な地域差がありますが、トルコの場合もそういう違いはありなのでしょうか? 

Nilüfer AKBAL 2007

Bin Yılın Türküsü - Nilüfer Akbal (Arıx)

ニリュフェール・アクバルが、サズ弾き語りを聞かせている珍しい一本。

gülay hastane önü incir ağacı

GÜLAY-Sen gelmez oldun-Klip(埋め込み禁止)

|

« オユン・ハヴァシとチフテテリ | トップページ | 東トルコ ザザ人歌手のクルドの歌 »

トルコ音楽」カテゴリの記事

コメント

トルコの場合も、歌手の育った地域の影響は大きいと感じます。ギュライは1970年にイスタンブルで生まれ、ニリュフェール・アクバルは1967年に東トルコで生まれています。ニリュフェール・アクバルの場合、民族的出自はザザ人で、おまけにアレヴィーです。トルコ語の歌だけでなく、クルド語やザザ語の歌も歌っています。2番目のビデオは、Arixという題名のクルド語の歌で、1939年のエルズィンジャン地震で75人の犠牲者を出したこの名前の村を歌ったもののようです。

投稿: hasuge | 2009年3月 2日 (月) 15時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ニリュフェール・アクバルとギュライ:

« オユン・ハヴァシとチフテテリ | トップページ | 東トルコ ザザ人歌手のクルドの歌 »