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2009年4月14日 (火)

イマジゲンの弦楽器

ベルベルというのがギリシア語起源の一種の蔑称だということは先日書きました。ベルベル語での自称はイマジゲン=Īmāzīghen(単数形はアマジグ=Amāzīgh)で、その名は「高貴な出自の人」「自由人」を意味することも触れました。マグレブでのベルベル語ではタマジット語が特に有名ですが(方言程度の違いかも知れませんが)、タマジットの綴りはTamazightで、よくよく見てみると、Amāzīghの前後にTが付いた形の単語でした。おそらくTは接頭辞や接尾辞などで、アマジグとタマジットは関係がある語彙なのでしょう。
今日はマグレブのベルベル音楽で演奏される特徴的な弦楽器の演奏を一つアップしておきます。ウェッタールという名が記憶にうっすらありましたが、azulというのが楽器名でしょうか? それとも地方によって呼名が違うのでしょうか。音色は、ウードとグナワに使われるギンブリとの間のように聞こえます。フレットレスのネックが円筒形をしているところは、ギンブリにそっくりです。ラフな作りと音色は何とも言えずサハラ的。2本目にギンブリ入りのグナワ演奏を。ブラック・アフリカの要素が濃厚に入ったモロッコのトランス・ミュージックです。

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azul imazighen

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アラブ・マグレブ」カテゴリの記事

コメント

 以前モロッコに行ったときに、連れがギンブリを探してマラケシュの楽器屋で訊ねたところ、この楽器を出されました。探してたのとは違っていましたが、試奏して音が良かったので、買ってました。lotarとも呼ばれているようです。

 いわゆるグナワのギンブリは、大きいギンブリなんだそうです。シンティールやhajhoujなどとも言われているような?

 もしかすると、こういう弦楽器の総称がギンブリなのかもしれません。正確なところは不明ですが、ご参考まで。

投稿: NI | 2009年4月16日 (木) 19時23分

>NI様
コメント有難うございます。この楽器お持ちなのですね。お話し興味深いです。筒型ネックの弦楽器の総称なのでしょうか。確かに似てますね。ギンブリというのも、ゲンブリとも言うのかもとか思うと、更に混乱します(笑)
余談ですが、マトゥーブ・ルネスもベルベル人のようですね。ダフマンではなく、スリマンを称賛していたのも、これで納得が行きます。

投稿: Homayun | 2009年4月17日 (金) 01時07分

はじまして、沖縄在住のゲンブリ奏者の島グナワです。Homayun様が書かれた通り、ゲンブリは胴体が丸みを帯びた弦楽器の総称で、グナワのゲンブリはシンティールかハジュージと言われています。以下は自分が情報を集めたグナワ音楽に関するブログです。http://blog.livedoor.jp/gnawafunk/archives/cat_10061853.html

投稿: 島グナワ | 2011年9月28日 (水) 23時14分

島グナワ様
情報有難うございます。ブログは非常に興味深いです。またゆっくり拝見したいと思います。

投稿: Homayun | 2011年9月30日 (金) 00時35分

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