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2009年4月19日 (日)

カビールとオーレス ベルベル語の話

数日見てきて思うのが、カビール地方とオーレスのシャウイ人の音楽や民族文化の違いは、どこにあるのかという点です。同じベルベルでも、歌の感じもかなり違うように思います。アルジェと西部のオランとの違いは、東京と京都、奈良の違いに似てるような話を聞いた覚えがありますが(首都と古都というイメージのようです。距離的にも大体その位)、東北部のカビールとオーレスは、もっと近いはずですから、その中でそんなに違いが生まれるのも不思議なように思います。険しい山岳地帯に住み、方言同士では会話も難しくなるようですから、そんな中ではアラビア語が共通語として機能するようです。アラビア語のアルジェリア方言(アルジェリア語)は、先住民のベルベル語の影響を色濃く受けているそうで、これはエジプトの場合の先住民言語コプト語と、アラビア語エジプト方言(エジプト語)の関係と似ています。ベルベル語には先日触れたタマジット(タマズィグト)の他に、タリフィート、タシュリヒートと、大きく分けて3つの方言があるようです。さて、今日はシャウイの民族文化の一端を垣間見れるビデオを上げておきます。昨日も出てきた縦笛ガスバはシェイハ・リミティのライの伴奏にも使われていました。ベドウィン歌謡をルーツにオランで生まれたライが、おそらくベルベル起源と思われるガスバに出会った点も興味深い探り所です。

Chaouia

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