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2009年4月16日 (木)

ベルベルの歌姫タオス・アムルーシュは・・

昨日書いたようにタオス・アムルーシュ(1913-76)の歌声は、まるでグレゴリオ聖歌前後の単旋律聖歌を聞くようで、長年何とも言えず不思議な印象を持っていましたが、少し調べて合点しました(笑) cf.Wikipedia  この人はローマ・カトリックに改宗したカビール地方のベルベルの家系に生まれたそうです。もしかしたら旧宗主国フランスのカトリック文化の影響かも知れませんが、イスラームが入る何世紀か前の北アフリカはローマ帝国領で、4世紀以降はキリスト教の世界だった訳ですから(古代の神学者アウグスティヌスもカルタゴ生まれでした)、先住民のベルベルがキリスト教に戻るのは、不思議ではないのかも知れません。この人の歌声には、他のマグレブのムスリムの歌手の歌とは異なるニュアンスが確かに感じられると思いますが、いかがでしょうか。しかし、この才女は歌うだけでなく、アルジェリア初の女性作家だったようです。今日は歌っているところの生映像のあるデイリー・モーション(現代の歌手の彼女へのオマージュ・ソングのようですが)からも引用してみました。

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TAOS AMROUCHE

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