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2009年6月17日 (水)

チュニジアのマアルーフ

さて、これからしばらくはチュニジアの音楽を見て行きたいと思います。この国にも中世アンダルシアに生まれたナウバが伝承されていますが、チュニジアに移住したグループは、早い段階でアンダルシアを去った知識層や商人達が多かったそうです。チュニジアのナウバ関係を聴いていてまず思うのは、モロッコやアルジェリアとは音階が違うなぁという点。マシュレク(東のアラブ)の音楽に近いようにも思います。モロッコのナウバ楽団が演奏しているような、明るくて茫洋とした感じすら覚える、悠久の調べのイメージとはかなり異なるように思いますが、いかがでしょうか。東のアラブ音楽的なエキゾティックさが直に伝わってくるように思います。これはオスマン・トルコ統治時代が長かったからでしょうか。
今日はそのチュニジアのナウバから、中核的な声楽の部分、マアルーフ(マルーフとも)のビデオをいくつか上げておきます。

malouf tunisien

こういう合唱スタイルは、トルコのファスルも思い出させます。wasla esba3ain

Lotfi Bouchnak - Tunisian Maluf

3年ほど前に国際交流基金のコンサートで来日したロトフィ・ブシュナークの歌うマルーフ。移転後で私は残念ながら行けませんでした。(同じ交流基金の04年のナスィール・シャンマには行きましたが) 彼のトルコ風な名は、家系がボスニアのトルコ人コミュニティー出身であることを表しています。彼のCD情報はこちら

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