« シュロモ・ミンツのパガニーニ | トップページ | ビスクラのディワン »

2009年6月 5日 (金)

バルトークがビスクラで聞いたのは・・・

バルトークのアルジェリアでのアラブ音楽調査旅行の話からヴァイオリンにそれていました。マグレブに戻って、その調査旅行が行われたビスクラの現在の音楽状況を少し見てみます。この町はアトラス山脈の南麓に位置し、サハラへの入り口と言ってもいい場所になると思います。住民もアラブだけでなく、ベルベル、黒人まで混じって住んでいるようです。当然音楽の状況もヴァラエティに富み、仏Ocoraから黒人系儀礼ディワンのアルバムが出ていましたが、これはグナワのアルジェリア版とでも言えそうです。
しかし結局バルトークがビスクラで聞いた音楽は、明確には分からないままです。アラブ・アンダルス系のナウバ(ヌーバ)を聴く機会があったのは確かなようですが、先日の無伴奏ヴァイオリン二重奏の中の「アラブの歌」がナウバでないことは確か。

Biskra's TamTam ;O )

これはダラブッカ、ジャンベ、バグパイプなどによる演奏で、単なる偶発的なセッションではなく、この土地の伝統的な音楽ではないかと思います。黒人音楽の要素が多分に感じられるように思います。

Alhane wa Chabab 2008 Biskra by DrTaK34

これはビスクラののど自慢大会のようなものでしょうか? アラブにブラックが少し入り混じった印象を受ける歌があります。イスラーム色を強く感じさせる歌、ライとは異なる印象を受けるポップス?など(シェブ・ハレドの歌も一曲出てきますが)。かなり興味深い映像です。

|

« シュロモ・ミンツのパガニーニ | トップページ | ビスクラのディワン »

アラブ・マグレブ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: バルトークがビスクラで聞いたのは・・・:

« シュロモ・ミンツのパガニーニ | トップページ | ビスクラのディワン »