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2009年6月 3日 (水)

ハティクヴァ

ユダヤのヴァイオリンで検索していて、イスラエル国歌「ハティクヴァ」をエルサレムの「嘆きの壁」の前で合奏している素晴らしいビデオを見つけました。中心でヴァイオリンを弾いているのは、名手シュロモ・ミンツ。80年代の来日の際にブラームスのヴァイオリン・ソナタ第2番などを演奏していた頃のイメージが強いもので、20年余りの歳月が経った今、ハティクヴァのyoutubeで再会するとは感慨深いものがあります。
ヘブライ語のハティクヴァとは直訳すれば「希望」の意味。ハが定冠詞、ティクヴァが希望です。1878年にボヘミア系ユダヤ人のサムエル・コヘンが自身のパレスティナ移住の際に、巡歴詩人ナフタリ・ヘルツ・インベルの詩に付けた曲。オーケストラ編曲は、「三文オペラ」で有名なクルト・ヴァイルによるもの。この曲、スメタナのモルダウに似ているとの意見がありますが、同じボヘミアだからかも知れません。1933年からはシオニスト・アンセムとなり、イスラエル独立後に国歌になりました。70年代のTV映画「ホロコースト 戦争と家族」では、パルティザン・ソングとして出てきましたが、荘厳で情熱に溢れた旋律の悲愴美に、とても感銘を受けたのを今でもよく覚えています。

Hatikva national anthem played on restored jewish Holocaust violins

Amnon Weinstien's restored violins from the Jewish Holocaust period ; a 2008 special concert in Jerusalem, with Shlomo Mintz and Ernst Simon Glaser,

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