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2009年6月22日 (月)

アリ・スリティとアヌアル・ブラヘム

更にチュニジアン・ウードの幻影を求めてyoutubeを探してみましたが、他にはどうも見当たりません。何かの本で構えている所を見たことがありますが、マンドーラとの違いは、後者が平べったい胴なのに対して、チュニジアン・ウードはやはりウードですから、胴の後ろが丸くなっていたように思います。音もマンドーラより円やかなのでは。チュニジアとイタリアは目と鼻の先ですから、マンドリンのルーツがこの両者辺りにあるだろうことも容易に想像が付きます。
さて、今日はチュニジアのウードの名手のデュエットを上げておきます。弾いているのは通常のオリエンタルのウードです。年配のアリ・スリティ(1918-2007)は、ル・クラブ・バシュラフのウード奏者松田嘉子さんの師匠でもありました。チュニジア音楽界屈指の巨匠でした。弟子のアヌアル・ブラヘムはドイツのECMからの数枚のアルバムで欧米でも人気の高い人。「アンダルシアの夜」と題された演奏は、フラメンコ・モードを鏤めながらも飽くまでアラビア音楽。即興的なラーヤーリのスタイルで演奏しているようです。ムニール・バシールの場合とは一味違う迫力あるプレイで、やはりチュニジアはアンダルシアにより近いなと今更ながら思います。

Ali Sriti & Anouar Brahem - Nights of Andalusia

Layaly Al Adalus (Nights of Andalusia)
Composer: Farid Ghosn
A oud duet between Anouar Brahem and his master Ali Sriti(1918-2007).
taqasim oud taqsim ud improvisation

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