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2009年7月 6日 (月)

チュニジアからリビアへ

そろそろ東のリビアに移ろうかと思います。その前にチュニジアとリビアのマルーフを比較できそうなサンプルが見つかりましたので、アップしておきます。アンダルシア音楽のマルーフは、リビアでも伝承されているのは聞いたことがありましたが、youtubeで確認するのは今回初めて。一本目にチュニジア、二本目にリビアのサンプルを上げておきます。チュニジア版も、今日の一本などはイレギュラーな編成で楽しませてくれます。
マルーフですが、エジプトにはないようですので、リビア版が東限ということになるようです。しかしなぜエジプトにはないのか、疑問に思ったこともありませんが、シリアのアレッポにアンダルシア音楽の伝統があることを考えれば、不思議と言えば不思議です。

Kantara-Riadh Fehri : Malouf tunisien

ウード、ヴァイオリン、ダラブッカに混じってギターが2本入っているのがユニーク。女性の歌声やメロディ、リズムは典型的アンダルシア・スタイル。カマンのように立ててではなく、西洋式に顎に挟んで演奏されるヴァイオリンも新鮮な印象を与えます。

Libyan Maloof

つい数年前まではほとんど鎖国状態のようだったリビア。ローマ帝国時代の壮麗な遺跡も大分知られるようになってきたようですが、まだまだ神秘の国の印象が強いように思います。しかし、これは本当にマルーフになるのでしょうか。ここまで編成が大きくなると、例えばワルダの歌の伴奏のようにも聞こえます。アルジェリア出身のワルダは、アラブ歌謡のようで、実はアンダルシア・スタイルという歌も歌っているようです。リビアの音源と言えば、南部のトゥアレグ族のCD位しかなかったように思いますので、これは非常に新鮮に聞こえました。

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