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2009年7月20日 (月)

フラニの歌

遊牧の民、フラニ(フルベまたはプールとも)族は、サハラ中西部だけかと思ったら、モーリタニアからスーダン~エリトリアまで、つまり大西洋から紅海まで移動しているようです。色々見れば見るほど掴み難く思えてきますが、トゥアレグの音楽と共に所謂「砂漠のブルース」のイメージど真ん中で、彼らの歌はペンタトニック(5音音階)がほとんどのようですから、どこか懐かしげな日本民謡に似た感じに聞こえる歌が多いようです。更に南のニジェール・コルドファン語族(バントゥー・ニグロなどの黒人の中心地)が住む地域の歌もペンタトニックが多いように思いますが、サハラの場合はもっとストレートに日本人の心にも飛び込んでくる節だと思います。

Fulani Girls Singing - 1

ニジェールのフラニ族の少女による合唱。

Gaynaako (The Herdsman)

例のワダベ族の若者たちの歌のようです。This song is in Fulfulde Bororo (Bororo Fulani) or Wodaabe. Woda in Fulfulde means Taboo. This song is known as Gaynaako or the Herdsman in Fulfude (spelled as Ngaynaako in French speaking Africa if you're from Mali, Senegal, Niger, Guinea, Benin, Togo, etc.)

Segalare

こちらはマリのフラニ族の吟遊詩人の演奏。仏Ocoraの「マリの吟遊詩人 フラニ族のホッドゥ」より
サハラ砂漠南部のサヘルを放浪してきた遊牧民のフラニ族(フランス語でプール族)のグリオの弾き語り。手にしているのはギンブリにも形が似ている4弦ギターのホッドゥ(低音ではないが)。こもった音色のサワリのある弦の音が独特で、ヨナ抜き短音階(三味線音楽や演歌に多い)に似た冒頭の曲などは何処か懐かしげ。4人のサッレ姓を名乗るグリオの演奏。昨今人気の「砂漠のブルース」近辺のファンの方は要チェック! 2002~4年マリ中部での現地録音。I'm sure some of you are familiar with this song. It's the same Fulani song you see on Ali Farka Toure's Radio Mali CD, although it's spelled differently as Seygalare. This song was composed with Hoddu player Nassouru Hamidou Sarré. He was the same Hoddu player on several songs on the Radio Mali CD.

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