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2009年7月 3日 (金)

カルタゴとSidi Bou Said

さて、チュニジアと言えば、ジェルバ島より何より、まず一番有名なのはカルタゴの遺跡でしょう。紀元前9世紀頃にフェニキア人が立てましたが、その頃は勿論イスラームはまだ存在せず、先輩宗教のキリスト教も生まれる前でした。マグレブの地がイスラーム化して行くのは8世紀以降でしょうか。その前の紀元後の数世紀のマグレブの地では、キリスト教徒やユダヤ教徒が多かった訳ですね。現在のアルジェリア生まれのアウグスティヌスが学んだのもカルタゴでした。当時はキリスト教も、西洋化される前の原始キリスト教と言える段階で、ペルシア生まれのマニ教などのグノーシス思想や、新プラトン主義の思想が、エジプトからマグレブにかけて渦巻いていた時代。それらの古代思想が、キリスト教のみならず、スーフィズムにも影響を与えたり、逆に反発したりを繰り返していたようです。紀元後の数世紀は、スリリングで熱い時代だったと思います。(現在もその頃の名残があるのは、エジプトのコプト教会ということになるでしょうか)
そんな訳で、何かyoutubeはないかと探してみました。

Tunisia - Carthago, Sidi Bou Said

カルタゴとスィディ・ブー・サイード(おそらくこんな表記であっていると思います)の二都市を紹介するビデオ。カルタゴの素晴らしい遺跡群の後、後半のSidi Bou Saidの紹介で出てくる音楽は、昨日少し触れたClub du Disque Arabeのチュニジア・コンピレーションの一曲目です。相当有名な曲のようです。その陽気さからでしょうか、余りスーフィー的なイメージはありませんが。

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