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2009年8月19日 (水)

モロッコのグナワ マアラム・ザカリア・フアウラ&ナス・エル・ギワン

本場モロッコのギンブリ演奏を見てみたいと思って調べたら、沢山ありました。この楽器も表記が一定せず、Guembriと綴られることも多いようですので、その場合はゲンブリと発音するようです。今日は本格的なグナワをいくつか。

Mâallam Zakariya Houaoura et Mâallam Fattah- Boulila

これが本当のグナワ音楽。危ないトランス感が漂っています。ゲンブリのテクニックも段違いのように思います。こういう演奏と並べると、下のナス・エル・ギワンは軽いですね、やっぱり。右においてあるウーファーでゲンブリのベース音を増幅しているのでしょうか(笑)

NASS EL GHIWANE

97年にエッサウイラのグナワ・フェスティヴァルが始まるまでは、グナワ音楽はごく一部にしか知られてなかったと思います。そんな中、フランスのBudaからは早々90年頃にこのナス・エル・ギワンによるグナワ音楽の2枚が出ていました。伝統的なグナワのグループかと思っていたら、昔は「モロッコのビートルズ」と言われる程の人気だったことを後で知りました。ブダの1枚目では本来のグナワを演奏しています。その頃このCDに非常にインパクトを受けて、当時の上司に「何か最近の注目のワールド音楽は?」と聞かれて、まっさきに仏Budaからのナス・エル・ギワンの1枚目(左の写真)を上げましたが、「うちだけで騒いでもねぇ」と言われ、それで終わったことがありました(笑) それなNass_el_ghiwan ら聞くなよ、と正直思ったものです(笑) 彼らの演奏は、アラブ音楽やロックとのミックスも多いようですが、この映像は比較的伝統的なグナワで、ゲンブリもよく確認できます。棹に穴のようなものが見えて、昔はそれで音程が変るのではと想像したものでした(笑) メンバーの何人かはグナワ(中世に西アフリカから移住させられた黒人の末裔)なのでしょう。

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