ナス・エル・ギワン&ジル・ジラーラ
ナス・エル・ギワンに続いてモロッコの音楽シーンに登場したグループでは、ジル・ジラーラが有名です。いずれもフランスからの独立後の混乱した頃に、色々な伝統音楽をベースに政治的メッセージも織り込みながら活動し、若者の熱烈な支持を得たそうです。youtubeの中には、確かに相当生々しいシーンが出てきます。ナス・エル・ギワンはグナワ~マルフーンが中心的ですが、ジル・ジラーラの方はタール(枠太鼓)を叩きながらのスタイルに現れているように、スーフィー教団のジラーラ教団から名を取っているとのこと。ジラーラ教団の音源は仏Ocoraから出ていました。
さて、ギンブリ(ゲンブリ)の音色とトゥアレグ音楽の比較から寄り道していましたが、そろそろアルジェリアのトゥアレグに戻ります。
Nass El Ghiwane et Jil Jilala---Sabra ou Chatila
ナス・エル・ギワンとジル・ジラーラの共演。タールと2本のゲンブリの強烈な低音は、生で聞くとかなり凄まじいのでは。
Nass El Ghiwane et Jil Jilala---al 3ar a bouya
度々出てくるal-3arbiというのはアル・アルビーだと思います。「3」とあるのは、喉から絞り出すようなアラビア語の音の表記が文字化けしたものでは。
Jil Jilala---lejouad
こちらはジル・ジラーラの単独ステージ。いかにもスーフィー音楽を思わせる歌唱。それが大衆的になっている所がユニークです。ブズーキ?の音は、レバノン辺りのブズクを思い出させます。
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