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2009年10月

2009年10月31日 (土)

ブルキナ・ファソのバラフォン

4月にマグレブから入って、サハラ周辺の音楽巡りが延々と続きました。一体いつ終わるんだろうと思われた方も多いのでは(笑) ハローウィーンの今日(全く関係ありませんが)で一応終わりにして、ブラック・アフリカの音楽とは対極にあるようなアラブ音楽の方へ移動したいと思います。まずエジプトから入りますが、エジプトは今の所、少数派のコプトのみを少し見ただけでした。また西アフリカ以南へは来年辺りじっくりかけたいと思います。今回のシリーズの最後に、サバンナ情緒満点のブルキナ・ファソのバラフォンをどうぞ。その複雑なポリリズムはミニマル・ミュージックにも影響を与えました。バラフォンを専門とするグリオもいますので、今日の映像辺りはそうかも知れません。

Konkolikan Sambla Baan Burkina Faso

Coulibaly Samadou explains the tuning of a baan and demonstrates how it can speak; ends with a performance. "These are the best musicians the Sambla commuity has ever known." Konkolikan Sambla is west of Bobo Dioulasso.

Cabaret à Bolomakoté (Bobo-Dioulasso)

Cabaret dans le quartier de Bolomakoté à Bobo-Dioulasso le 1er janvier 2007. Le morceau joué est Nantchoul, originaire de Banfora de l'ethnie Gbouin au sud du Burkina, suivi d'un morceau appelé Caranga. Salif Traoré et Soungalo Sanou aux balafons, Oumarou Bambara et Adolf Kinda aux baras, Moussa Dembélé au dunumd et Drissa Ouattara au djembé.

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2009年10月30日 (金)

ブルキナ・ファソのサーバ

ブルキナに戻りまして、トゥアレグ以外で何かないか調べたところ(トゥアレグ関係は27日の映像位でした)、有名なジャンベ奏者アダマ・ドラメや、サーバの演奏などが見つかりました。サーバはフランスのdaquiから音源がありましたが、ブルキナ・ファソで3番目に大きな町コゥドグーに起源を持つ音楽舞踏グループのようです。1本目の解説にAdama Diabate - Sora、Saaba - Wéré Wéré To、Jackso Star - Laban Ko、Saaba - Koudougou/Fofaとありました。最初はアダマ・ディアバテの典型的グリオ音階の歌。2,4曲目がサーバのようです。ジャンベなどの打楽器と独唱&コーラスによる、いかにもサバンナ的な音楽世界を聞かせます。
ウィキペディアのブルキナ・ファソの地図を見たら、トゥアレグのいる辺りは、しっかりサヘルと言う名前になってました。

African Word, Sound, and Power

Burkina Faso Project

Adama drame - Solo Concert in Warsaw,Poland

ジャンベ・マスター、アダマ・ドラメの、ポーランドはワルシャワでのライヴ。仏PLAYA SOUNDからCDが数え切れないほど出ていました。

ADAMA DRAME

このソロは特に素晴らしいです。彼はジャンベ専門のグリオ家系の6代目。

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2009年10月29日 (木)

ウォロフ映画

数多いる黒人系民族の中から、ウォロフ族の映像を取り上げてみましたが、なぜなら先日特集したモーリタニアの主要黒人系民族だったからです。モーロ系(ベルベル系)だけを見るのでは方手落ちだと思いましたので。
ウォロフの間では結構映画が盛んなのでしょうか。映画関係のyoutubeが色々ありますので、一部アップしておきます。昨日の太鼓とは打って変わって、なかなか繊細な感性が感じられる映像です。いずれも昨日アップされたばかりの、ほやほや映像でした。言葉はウォロフ語。先日の分類だと、ニジェール・コルドファン系だと思います。

Film en langue Wolof : CHERCHE HOMME COURAGEUX

Film en langue Wolof : LES GOSSES

Film en langue Wolof : AUTOUR DE NOTRE FILS

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2009年10月28日 (水)

ウォロフ族

もう少しサヘル~サバンナを見てみようかと思います。ブルキナ・ファソもですが、今日はウォロフ族の映像を幾つか上げてみます。先日のモーリタニアのウィキペディア記事に、国民の約30%が黒人系だとありましたが、その中で最も人口の多い部族のようです。南のセネガルでも4割を越す最大民族。そこで素朴な疑問がふと浮かびました。グリオたちは何族になるんでしょうか? マリ帝国以来の叙事詩も語り継いでいる訳ですから、マンディング(マンデ)でないとおかしいように思っていましたが、マンデは3%に過ぎないようです。そこで、再びグリオのウィキペディア記事を見て謎が解けました。マンディング語の国では djéli, ウォロフ語の国ではguéwël そしてトゥクロール族では gawloと呼ばれているとのことです。本来マンデだけだったのが、他の部族にも世襲制の音楽家が現れた、ということでしょうか? マンデと言えば、TV映画「ルーツ」で有名なクンタ・キンテは、マンディング族だったそうです。今日初めて知りました。
動画は、セネガル側のウォロフの太鼓と踊りです。

Farwu Jarr~Cheboujen WOLOF DRUMS SENEGAL

SABAR DANCE DRUM WOLOF ~ naari jiggen and a beccio

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2009年10月27日 (火)

ブルキナ・ファソのトゥアレグ

そろそろ北のアラブ世界へ戻ってエジプト辺りに行こうかと思いますが、その前にトゥアレグ族の住む南限の内陸国、ブルキナ・ファソ(旧称オート・ヴォルタ)で何かないか探したところ、必ずしもブルキナ・ファソだけではないかも知れませんが、トゥアレグの興味深い映像がありました。もうすっかり黒人の国という印象の強いブルキナですが、北部には全く文化の異なるトゥアレグが今も住んでいるようです。人々の顔立ちも黒人よりはアラブに近い印象が強くなります。

Tuareg Ténéré (Episode 2)

Words of Life TAMACHEQUE: Tadrart (تَمَاشَقْ) People/Language Movie Trailer

トゥアレグの言葉、タマシェク語による物語の朗読。

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2009年10月26日 (月)

コラの音色

西アフリカの音楽に足伸ばしついでに有名なグリオの演奏を少し見ておこうかと思います。JVC盤などで日本でも昔から有名なラミン・コンテやスンジュール・シソコなどは、一昔前の世代になるからでしょうか、youtubeも見当たりません。コラの涼しげな音色は個人的に大好きで、サバンナの昼下がりに日陰で午睡しているような図をいつも思い浮かべます(笑)
昨日はコラがアルディンの元祖ではという風に書きましたが、本当の所はどちらが古いのでしょうか。コラもマリ帝国やソンガイ帝国のような西アフリカのイスラーム王朝以降登場したことを思うと、それ以前に北方のイスラーム世界から伝わった楽器がアフリカ化したものかも知れません。だとすると、アルディンの方がコラとして花開く前の形を残しているのかも。そう言えば楽器の構えは逆ですね。コラは胴が前を向いた形に構えるようです。背は向いてても「大輪の花」であることに違いはありませんが。

Djele Lankandia - Kora Music

セネガルのジェレ・ランカンディアのコラ弾き語り。めりはりの効いた歌、コラのテクニック共に素晴らしいですね。A traditional Djele, or griot, Lankandia plays a fast style of Kora music native to Casamance, Senegal. For more information, visit: www.iasorecords.com

Lamin Kuyateh from Gambia playing on his kora

ガンビアのラミン・クヤテのコラ弾き語り。こちらも素晴らしい! One of the greatest kora players Lamin Kuyateh. For more info, check out the website: www.myspace.com/laminkuyate www.afrika.moetjehoren.info

Toumani Diabate plays the Kora

このトゥマニ・ディアバテの演奏には、西洋的なコード進行やアンビエント的な音作りが見え隠れします。グリオにも色々な音楽的な指向性があります。

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2009年10月25日 (日)

アルディンとコラ

今日はモーリタニア・グリオ音楽の楽器面についてですが、度々出てきているハープ系のアルディンと、西アフリカのグリオの伝統的楽器コラの聞き比べをしてみようかと思います。

Galissa - Griot - Mestre de Korá

ガリッサという黒人男性はギニアビサウのグリオのようです。西アフリカの黒人世界のグリオが奏する特別な弦楽器コラは、アルディンの奏法や音色と明らかに似ていると思います。コラが親楽器ということになるのでしょうか。

Ouleya Mint Amartichitt

アルディンの演奏例として、オーレアさんのビデオの再登場です。歌声の多彩さだけでなく、アルディンの繊細な指使いにも注目だと思います。

3erss sahrawi , 3erss mauritanie ,dance

このモーリタニアの踊りの伴奏で演奏されているのはエレキ・ギターのようですが、アルディンやコラの音色が元にある(模倣している)ことは明らかだと思います。しかも、ここでもやはり8分の6拍子です。もはや、ハチロクでなければサハラのリズムにあらず、という感さえ覚えます(笑)

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2009年10月24日 (土)

シンゲッティとティシット

今日は例の世界遺産の町、シンゲッティとティシットへ。ティシットの方は昨日の続きの映像です。サハラ交易の地に形成された古い町並み、クスールが世界遺産になっています。オーレアさんの仏Long Distance盤のジャケットにもなっていましたが、あれはティシットのクスールのようです。彼女の故郷なのかどうか、まだ不明ですが、関係があることは間違いないように思います。なおモーリタニアの情報についてはこちらがお薦め。

Chinguetti the library of the desert (Mauritania)

tichitt 06

tichitt 04

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2009年10月23日 (金)

オーレア番外編+ティシットの町

更に探したら出てきました、オーレアさんのビデオ。彼女の名前ですが、ミントがグリオ(職業音楽家)の称号のようなもの、アマルティシットのティシットは世界遺産の町ティシットのことで、アマルは「~から来た」とか「~出身の」のような意味ではないかと思いますが、どうでしょうか。モーリタニアで広く使われている言葉はハッサニアのようです。アラビア語が母胎とは言っても、語彙などの面では相当土着言語(ベルベル語や黒人の言葉)の影響を受けているようですから、フスハー(正則アラビア語)からは想像がつかないような音になってるかも知れません。fromはフスハーならmin=منでしょう。アマルというのが接頭辞だとして、もし意味が判明したらまた後日ブログに書きます。
今日は新たなオーレアさんの映像と、4本目はティシットの紹介映像のようですが、バックで流れている曲は彼女が歌っていた曲(これまでに2回アップした曲)に似ているように思います。ティシットの有名な歌なのかも知れません。1~3本目は最近の映像でしょうか。落ち着いた中年婦人?と言う印象になり、声質だけでなく芸風の変化も少なからず感じられます。

Oulaya mint amartichitt

OULEYA ANE LAHI ENTEM MUSIC MAURITANIA HD

Oulaya mint Amartichit

tichitt 09

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2009年10月22日 (木)

オーレア再び

モーリタニア・グリオの演奏を色々見てみた結果、やはりオーレア・ミント・アマルティシットという人は頭抜けて素晴らしい歌手だということが見えてきました。例のパリでのライヴのDVD映像ですが、これではと思われるものが見つかりましたので、今日アップしておきます。彼女のシリーズ初日に上げたものとダブっていますが、もっと長く見られて、様々なヴォーカル・テクニックが確認できます。その幾つかは、この国の言葉の響きと密接に結びついているように思います。ベルベル系のタマジット語などとどういう関係になるのか、詩はやはりイスラーム的な内容が中心なのかなど、知りたいところです。それにしても素晴らしいです!

Ouleya Mint Amartichitt

Ooleya Mint Amartichitt

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2009年10月21日 (水)

もう一人の女性グリオ

他にモーリタニアのグリオ関係はないかなと探していましたが、女性グリオらしき映像が出てきました。名前はルバーバ・ミント・エルメイッダーと読むでしょうか。ミントが入っているので、間違いないと思います。特に一本目は歌と演奏も素晴らしく、世界遺産の景色の美しさにも息を呑みます。グリオの歌唱は皆それぞれ個性がありますね。

loubaba mint elmeiddah

Loubaba

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2009年10月20日 (火)

モーリタニアの横笛

モーリタニアのグリオ、もっと探索したいところですが、名前を思い出すのが、この3人位でした。今日はグリオを探していて見つけた映像。バンスリのような、尺八のような、柔らかいアフリカ的な音色を持った横笛が、なかなかの味わい深さです。歌はグリオ歌でしょうか。このオジサンの衣裳や動きが何とも独特です。吹かずに歌を歌ったりユーモアもたっぷり。彼もやはりモーリタニアのミンストレル(吟遊詩人)でしょうか。

mauritanie

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2009年10月19日 (月)

シド・アーメド

オーレヤ・ミントの映像はデイリーモーションにもありましたが、youtubeと同じ内容でした。これはフランスで出ていたらしいDVDからの映像かも知れないとの情報をマイミクのMさんから頂きました。youtubeより画像が良ければアップしたのですが、ほとんど変わりなしでした。彼女の歌唱の凄まじさは、少し大きな画面で確認できます。
今日は男性のグリオに行ってみます。仏NaiveからCDが出ていたシド・アーメドの演奏で、モンドミックスですから、なかなか高画質です。それに何よりこのしわがれ声のインパクトは表現のしようがないですねぇ。彼の息子、妹、姪の4 人による演奏だそうで、モロッコのゲンブリに似た4 弦リュートのタンディット弾き語りと、コラに似たハープ・リュートのアルディン(ここで初めて名前が出ました)に、ティンパニ型の太鼓トボルという編成。オーレヤ・ミントの節回しはアフロ色が濃く感じられましたが、この人の場合どうなのでしょう。アフロというよりベルベルの方が勝った芸風のようにも思えますが。弦楽器の演奏も、コラ的な細やかな指(音)使いよりも(オーレヤ・ミントはハープ演奏の手さばきも魔法を見るようでした)、叩きつける様な曲調です。ここでやっている曲だけかも知れませんが。余談ですが、この名前だと、私はどうしてもシド・ヴィシャスを思い出してしまいます(笑)

Mondomix présente : Sid Ahmed Ould

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2009年10月18日 (日)

オーレヤ・ミントの凄演

オーレヤ・ミント・アマルティシットの歌唱、残りのいくつかもアップしておきます。特に一本目は凄まじいです。壊れかけているのではと思うほど、音程が上がっていく辺りは特に凄いです。オアシスらしき草原での収録ですが、トンボかイナゴらしき虫が飛んでいます(笑)
トップページに書いてありますが、一部単発ページを除いた各レギュラー・コーナーのレイアウトをリニューアルしました。イランと中央アジア・コーカサスのページは、非常に長かったので、それぞれ分割しました。「イラン地方音楽」コーナーが新しく誕生しています。念願のリニューアル、完成です。(Special Thanks to Yさん) 会報ページも見やすくなりました。久しく投稿頂いておりませんが、この機会に是非お待ちしております。

Ouleye mint amar tichitt

Ouleye mint amar tichitt موريتانيا 11

Ouleye mint amar tichitt موريتانيا 3

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2009年10月17日 (土)

オーレヤ・ミント・アマルティシット

欧米盤が出ているもう一人の女性グリオ、オーレヤ・ミント・アマルティシットの歌唱を見てみたいと思います。この人はモーリタニア・グリオの新しい女性スター歌手だそうで(仏Long Distance盤が出た頃の話しですが)、アラビア半島まで名声が知れ渡っているというから驚き。一体何千キロ離れているのでしょうか(笑) CDはロングディスタンス盤がよく知られていると思いますが、他にもあったように思います。ディミ・ミント・アッバよりも更に鋭く聞き手の肺腑を抉るような、ソウルフルな歌唱かも。しかもご覧の通りのモーリタニア美人。ぞくぞくっと来ます。2本目のシリーズで出てくる映像はオアシスの湿地帯でしょうか。サハラの音楽という固定観念が強いので、何となく不思議な光景です。

Ouleye mint amar tichitt موريتانيا Paris mauritanie

Ouleye mint amar tichitt

冒頭はアラビア語でラー・イラーハ・イッラッラーと歌っているようです。

Ouleye mint amar tichitt

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2009年10月16日 (金)

女性グリオ 7ajellak yel3agl

まだまだディミ・ミント・アッバの映像は沢山ありますが、きりがないので他のグリオを見てみたいと思います。もう一人の欧米盤の出ている女性グリオ、オーレア・ミント・アマルティシットや、男性のシド・アーメドに行こうかと思っていましたが、非常に惹かれる映像を見つけましたので、そちらを先にします。女性グリオの名前と思われる7ajellak yel3aglの7と3の所はアラビア語表記の文字化けでしょうか。フリーキーなメロディとエレキのからみつくような音色には驚きました。この歌手について何かご存知の方、いらっしゃいましたらコメントをお待ちしております。

7ajellak yel3agl مناظر من لبحير مقاطعة باركيول

dimie Mint abba (Mauritanie)

ディミ・ミント・アッバも、もう一本上げておきます。編成と言い、曲調と言い、どうしてもインド・イスラーム神秘主義宗教歌のカッワーリを連想してしまいます。歌詞内容も相当にイスラーム色が強いようです。

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2009年10月15日 (木)

ディミ・ミント&ディジョネット

ディミ・ミント・アッバは、先述の欧米盤2枚をリリースした後、ヨーロッパのミュージシャンとも共演を重ねてきたようで、その中に何とジャズ・ドラムの名手ジャック・ディジョネットとの共演がありました。81年頃ディジョネットのLPをよく聞いていたので、非常に懐かしく思い出しました。最近はモーリタニアのグリオとも共演していたとは、驚きです! これは「砂漠のブルース」ならぬ「砂漠のジャズ」ですね(笑) ディジョネットは、マイルス・デイヴィスのビッチェズ・ブリューなどにも参加していた人ですから、ディミ・ミント・アッバとの出会いも必然だったのかも知れません。2本目にはモンド・ミックスの高画質の映像も併せてアップしておきます。彼女のバック・ミュージシャン自体欧米人が入っているように見えますが、これはその場のみのセッションでしょうか。いずれにしてもこのモーリタニア・ディーヴァから強烈にインスパイアされたプレイを展開しているように思います。

Jack De Johnette - Dimi Mint Abba Live Paris 22-03-2009 Musée du Quay Branly

Mondomix présente : Dimi Mint Abba

例のハープの構造や奏法が分って、とても興味深いものがあります。

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2009年10月14日 (水)

ディミ・ミント・アッバ=モーリタニアのアビダ・パルヴィーン?

モーリタニアの名女性グリオ、ディミ・ミント・アッバと言えば、Auvidis Ethnic盤やWorld Circuit盤で古くからのワールド・ミュージック・ファンにはある程度知られていたと思います。インパクトのある歌声とサウンドは独特で、私も一聴して以来忘れられない印象を持っていました。しかし、CDが出たのは前者が1992年、後者が1990年と、リリースから大分経っていて、その後はCDも出てないようですので、最近のリスナーには余り知られていないかも。ワールド・サーキットの方は、何とまだカタログ上生きています(近々HPにもアップ予定)。
今日久しぶりに聞いて、「モーリタニアのアビダ・パルヴィーン」とでも形容できそうな気がしてきました。2枚の欧米盤から20年近く経った現在の彼女の歌は、もの凄いど迫力でした(笑) 20年前はここまでではなかったように思います。

昨晩から丸一日ほど、当店の掲示板が荒らされていました。300件近くの英文の書き込みが5分間隔くらいでアップされていました。IPを探り当てて吊るし上げ(IPアドレスも判明しています)、アクセス禁止にしましたので、ご安心下さい。もし今後も怪しげな書き込みがあった場合、絶対に貼られたURLにアクセスしないで下さい。ウイルス感染の危険性があるようです。

Dimi mint abba lennebi tebligh eslam music maurinia

One Just World Dimi Mint Abba Part 1

モーリタニア・グリオのハープですが、コラに音色や構造も似ているようですが、フレットに似た棹らしきものはコラにはなかったような気がします。
One Just World - Womadelaide 2009
Women of the World Feeding Families, Sustaining Communities
Celebrate International Women's Day in words and music. Hear how women globally are making a difference, and what more could be achieved if inequities in resources, power and voice were overcome.
Dimi Mint Abba, the `Diva of the Desert', gave European audiences a first taste of music from the crossroads of African and Arabic culture with her 1990 album Moorish Music from Mauritania. A superstar in her native Mauritania, Dimi is widely regarded as its best-loved female griot combined musical historian, biographer, social commentator, poet, soothsayer and storyteller. Powerful, haunting vocals have won her wide critical acclaim.
One Just World is a national series of forums focusing on global poverty and development topics of high public interest and relevance. Our aim is to help Australians become informed and involved in helping the 800 million people worldwide who are fighting to escape the poverty spiral.

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2009年10月13日 (火)

モーリタニア・グリオ マルーマ他

昨日の一本目のハープ?伴奏の歌ですが、やはりモーリタニアのグリオということになるようです。いきなりフリーリズムのディープな歌唱をアップしていたようです。今日はもう少し硬軟取り混ぜてグリオ系音楽を取り上げてみました。明日からグリオの有名どころを個別に見て行きたいと思います。youtubeもたっぷりあるようです。

mauritanie video sahraoui 4

エレキギターの音色とテクニックが、とにかく独特。そして、ここでもやはり3拍が目立ちます(笑)

mauritanie didi

なかなかノリのいいアラブ歌謡スタイルになっていますが、これもグリオ歌謡の混じったものでは、と思います。

maaloma

ライス(原盤レーベル:仏Melodie系のMarabi)からドゥニア(世界)というアルバムが出ていたグリオ系女性歌手マルーマの映像。かなりポップにはなっていますが、モーリタニア・グリオの歌特有の縮緬のようなコブシが随所に出てきます。なかなか爽やかで良いと思いますが。

Maalouma

この明るく奔放な歌いっぷりを見て、モーリタニア・グリオのダイアナ・ロス?、という形容がふっと頭に浮かびました(笑)

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2009年10月12日 (月)

ベルベルとブラック

モーリタニアは見る映像のほとんどが驚きの連続です。CDで聞いているだけでは分らないことが、映像から色々と見えてきます。黒人とベルベルの両世界の境目はちょうどモーリタニアにあるのでしょう。スーダンやマリも同様に境目にある国で、その音楽状況は稀に見る豊かさを誇っていたと思いますから、モーリタニアの音楽の豊かさが知られていくのもこれからでは、と思います。
何人かのお客様から、カテゴリー別に見た場合に、件数が非常に多いカテゴリーは(マグレブ、サハラ、トルコなど)、フリーズしてしまって見れない、との苦情を頂いております。ココログでは回避が難しいようですので、各ページの個別URLのリンクを貼ったページを作ってアップすることにしようかと思います。少し日数がかかってしまうかも知れませんが、出来ましたらブログで告知するように致します。

mauritanie didi

コラに似た弦楽器の伴奏で歌われる歌は、ほとんどフリーリズムと言って良いのでは。余り周辺諸国にはフリーリズム部分はなかったように思います。

yelallkom mesoeydik Music Mauritania

こちらは完全にブラック・アフリカだと思います。国土は日本の2倍はあるでしょうか。その中でどういう風に混在しているのか、気になります。

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2009年10月11日 (日)

謎の白装束の踊り

モーリタニアの二日目、これは大変に不思議な一本です。chewbe el kadyaというのは、何かの模写でしょうか? 鶴とかの渡り鳥? 白い衣裳でのゆっくりした動きの踊りで、周りの女性が歌うとムクムクと動き始めます(笑) サングラスは誰か判別できないようにするためでしょうか。全てはchewbe el kadyaの解読にかかっているように思います。音楽的には勿論周りのベルベルやトゥアレグに似てはいますが、こんな不思議な踊り?は初めて見ました。 (今日は猛烈な睡魔のために、これにて失礼します(^^;)

chewbe el kadya

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2009年10月10日 (土)

モーリタニアへ

サハラ巡りも最後の国モーリタニアになりました。西サハラとマリ、セネガルの間にあるモーリタニアは、その名の通り、ベルベル系のムーア(モーロ)人の国という意味が元のようです。最近世界遺産のTV番組が放映されていました。同期させたかった所ですが(笑)、当ブログではその頃スーダン巡り中でした。世界遺産の素晴らしい写真が上記ウィキペディアにありますので、是非併せてご覧下さい。
この国の欧米盤音源は、ぱっと思い出すだけでも10点前後はあったと思います。特に目立つのはmintという名のつくグリオ系の歌ものです。Dimi Mint Abbaなど、この辺の音楽をチェックされている方は既によくご存知だと思います。モーリタニアの伝統音楽は、セネガルのグリオ音楽に似た面と、ベルベルの遊牧民の音楽の面が存在し、割と分りやすく分離しているのかなというのが、今日の一本に見えます。ビデオの前半がベルベル系、後半がミントが名前に入る吟遊詩人系だと思います。同じベルベルで音楽の感じは似ていても西サハラのとは諸々違うというのが、マリエム・ハッサンのコメントでした。確かに風合いは違うように思いますし、東アフリカに多く見られる竪琴が出てくるのが興味深いところ。それに歌詞内容が全く異なるようです。

一つ、昨日の記事に訂正ですが、確定ではないので、こちらに書くだけにしておきます。踊るのは駱駝で間違いなかったように思いますが、イラン人音楽家が最も大事にするのは(火事の際には何をおいても守るもの、という表現だったように思いますが)、馬、妻、楽器の3つだったかも知れません。聞いたのが14年前ですので、記憶があやふやになってしまいましたm(_ _)m

music arab of mauritanie

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2009年10月 9日 (金)

駱駝も咽び泣く?

駱駝も咽び泣く、というコピー(アルバム Narの)が印象的だった、西サハラのナイーム・アラルの映像がありました。綴りはnajem alalでアップされていました。どうりで見つからないはずです(笑)
このトンバク演奏を聴いたら駱駝も踊るよ、というのはトンバクのレッスンでの師匠Rさんの言葉。イラン人(の音楽家)にとって最も大事なのは、駱駝と妻と楽器だと彼は言っていたのですが、その駱駝も踊るというのだから、それは最大級の賛辞なのだろうと推察できます。その駱駝が「咽び泣く」と言う表現は、いかにもサハラ的かも知れませんが、それ程哀しい出来事を歌に乗せて歌っている(正に「砂漠のブルース」)というイメージになるでしょうか。この表現の出所が定かではなくなっていますが、なかなか的を射ているように思います。彼の歌声は、独立闘争の痛ましい映像とは対照的なほど、エモーショナルで逞しく、時にはユーモラスな程です。

SAHARA OCCIDENTAL najem alal - sultana

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2009年10月 8日 (木)

RasdとChaf

西サハラのyoutubeですが、大多数はインティファーダ関連や独立闘争のビデオで、痛々しい映像も多い中、ごく少数の音楽や舞踊のものも見つかります。昨日出てきたラスドというのは、代表的な舞踊になるのでしょうか。それとChaf(シャフ?)という、アコーディオンのような楽器が活躍する音楽も存在するようです。響きからは、どうしてもカッワーリを連想してしまいますが、歌のテーマはスーフィズムとは関係なさそうに思います。シャフは、ベルベル系のマリエム・ハッサンの曲調とはまるで異なりますが、これはアラブ系の音楽になるのでしょうか。

Chaf Music Western Sahara

rasd music western sahara

歌は大体マリエム・ハッサンのようです。

polisario western sahara occidental rasd music

西サハラ版トムとジェリー。チェチェン版ではレズギンカを踊っていましたが、ここではラスドを歌っているようです(笑)

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2009年10月 7日 (水)

サハラウイのダンス

今日は台風18号の話題で持ちきりですが、伊予の北端の高縄半島では上手い具合に暴風雨域から外れた(る)ようで、今現在は予想外に静かです。しかし、最接近はこれからですから、まだまだ油断は禁物。これからの台風の進行方向(特に東側)の方は、くれぐれもお気をつけ下さい。
さて、昨日はWest Saharaではほとんど検索結果がなかったと書きましたが、Westernにして再検索すると沢山出てきました。大変失礼致しました(笑) 音楽関係も色々あるかも知れませんが、1400件ほどの中からですので、気がついたものをかいつまんでアップしてみたいと思います。今日は踊り関係。タイトルに「サハラウイ」と付けましたが、これはサハラの住民の意味。ギターのからみつくような演奏が強烈ですが、踊りも独特な動きで印象的です。しかし、3拍子系(多くはハチロクでしょう)がここでも目立ちます。

dance western sahara

أغاني الكدرة - أغاني صحراوية

rasd - رقصة

タグがsahara-polisarioとなっていますから、ポリサリオ戦線(サハラ独立闘争の組織)のキャンプでの演奏でしょうか。

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2009年10月 6日 (火)

ヌベネグラ

では西サハラとはどんな所なのか、見てみたい気持ちも起きますが、youtubeは割と少ないようです。そんな中でマリエム・ハッサンのCDを出していたスペインのレーベルNubenegraで調べてみると、いくつか出てきました。
一方、West Saharaと検索すると、サハラの年金受給者のデモ映像が延々出てきて驚きました(笑) どこか音楽的なような気もしますが、あまりにやかましいので、アップするのは止めました(笑)

MUSICA SAHARAUI (BABA SALAMA)

レーベルのプロモーション・ビデオでしょうか? イメージ映像に合わせて、ユーユーなどの音楽的フラグメントがアンビエントに配置されています。

mariem hassan, the voice of the sahara / la voz del sahara

大分前にアップしたかも知れませんが、マリエム・ハッサンのプロモーション・ビデオでしょうか。インタビュー映像が貴重。

luis delgado, the musical dream of al-Andalus

同レーベルからはルイス・デルガドのタンジールというアラブ・アンダルース音楽の2枚組が出ていました。こちらはその紹介ビデオのようです。

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2009年10月 5日 (月)

マリエム・ハッサン (西サハラ)

さて、アフリカに戻ります。ナイル・サハラ系に沿ってエチオピアのハマル、ケニアのマサイなどの諸部族の音楽状況を見ていっても良いのですが、どんどん南下してきりがなくなってしまいますので、いきなりですがサハラの正反対に飛んでみます。モロッコの南西に位置する西サハラですが、マリエム・ハッサンという女性歌手が数年前に話題になりました。いわゆる「砂漠のブルース」の典型的な一人と捉えられていた様に思います。数年前にビーンズから出た「サハラ、女たちの唄」のライナーノーツを担当させて頂きましたが、動画の前にその一部を以下に転載しておきます。

西サハラ 望郷の女性歌謡

 コブシたっぷりの迫力溢れる歌とハンドクラッピング、太鼓、伝統楽器を模したエレキギターの豊かな味わい、そしてプリミティヴなユーユーの甲高い叫び声は、我々の心をただちにサハラに誘う。これまで音をほとんど聞くことの出来なかった、北アフリカの最西端、西サハラからのアルバムの登場である。
(中略)
 正直な話、筆者はまだこの国はスペイン領だと思っていたが、既に1974年にその支配から独立、1991年以降事実上はモロッコの統治下に置かれている国で、政情不安から音楽家の多くは海外に移住し、ディアスポラ的状況下に望郷の歌声を聞かせている。ドイツのNetwork Medienレーベルに「砂漠のブルース」と言う北アフリカ・コン ピレーションがあったが、これもその中に入っておかしくない「サハラのブルース」とでも言いたい素晴らしい作品だ。
 複雑で洗練されたアラブの古典音楽とは異なり、ハム系の音楽は何処か日本人の心にすっぽりとダイレクトに入ってくるように思う。モロッコの場合も、優雅で壮麗なアラブ・アンダルシア系の音楽とは一線を画した泥臭い歌が色々存在する。ブラック・アフリカの要素が濃厚なグナワは特に目立つが、ベルベル族の伝統歌にはアラブ音 楽とは明らかに印象の異なるものが多い。
(中略)
 エレキ・ギター(アコースティックもあり)はサハラ地域の音楽、特に吟遊詩人的歌謡によく馴染むようで、全く違和感がないどころか、これは最早伝統楽器になっていると言って良いだろう。元々エチオピアなどの場合と同様、伝統音階や音の動きがブルース(当然日本の民謡音階にも)に似ているので、ギターのブルース的フレーズも実にピッタリ来る。モーリタニアなどでもよく使われていて、ブラック・アフリカ側の吟遊詩人グリオの弦楽器コラにもどこか似た響きも聞こえる。伴奏には上記の他にアコーディオンやドラムも使われる。
 歌は時折出てくる「ビスミッラー(神の御名のうちに)」とか「ラーイラーハイッラッラー(アッラーの他に神はなし)」のようなアラビア語定型文以外はハッサニア(モーリタニアにルーツがあるベルベル語の一種)で歌われる。彼等の音楽ハウル(El Haul)では演奏に厳しい規律があり、作曲に当たってはまず詩が作られ、その後メロディーが生まれる。その際使われる楽器は大体太鼓のみで、直系60センチまでの木をくり貫いた胴に駱駝か山羊の皮が張られ、女性が手で叩くのが原則。この点もトゥアレグや遠くイエメンなどの伝統も思い起こさせる。平和な時代なら恋愛の歌などもあったようだが、祖国に帰れない状況下では、子供たちや、戦死者と戦争、そして何より神と預言者のことを語り続け、西サハラの民衆を慰め勇気づけている。マリエムによれば、モーリタニアにも似た音楽があるけれど、リズムが違うし、歌詞の内容も全く違うとのこと。
(中略)
 本作には収録されていないが「インティファーダの歌」(今日の動画一本目)という注目すべき曲を書いたマリエムの歌は、終曲の「愛するサハラ」でピークに達する。この灰暗い激情こそ彼女の真骨頂だろう。異色なのは6曲目の「神の御名のもとに」で、アラブ・アンダルシア音楽の香りが節とリズムに感じられる。中世アンダルシアの吟遊詩人の伝統はシェイハ・リミティ等のライにも引き継がれているようだが、中世イベリアのムーア人(彼等もベルベル系)の伝統はこうして意外とも思えるところにもひょっこり現れる。

La Intifada - Mariem Hassan

Magat Milkitna Dulaa - Mariem Hassan

MARIEM HASSAN - MAWAL

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2009年10月 4日 (日)

オブリビオン(忘却)

昨日に続き「似ている曲」ですが、最近他にもそうかなと思うことがありました。
それは、モダン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラの「Oblivion(忘却)」ですが。
先日オーケストラ・アンサンブル金沢の「エイト・シーズンズ」(ヴィヴァルディの四季とピアソラの四季を交互に演奏している)を聞いていて、カップリングされているオブリビオンを聞いた時、この曲はヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ5番のアリアや、ラフマニノフのヴォカリーズのような曲を書こうと思って書いたのでは、と勝手に想像してしまいました。哀切で官能的なまでの旋律美やムードは共通しているように思います。この3曲とも、間違いなく日本人受けは良い様に思います。
フィギュアスケートに使われたり、ネットラジオのOttavaでもよく耳にするこの曲は マルコ・ヴェロッキオ演出による「ヘンリー四世」のテーマ曲として書かれた作品とのこと。ヴァイオリンやチェロのアンサンブルによる編曲やピアノ連弾など、様々なアレンジで親しまれています。スペイン語でしょうから、Oblivionのviは、ヴィではなく、ビとした方が正しい表記になると思います。
ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ5番のアリアと、ラフマニノフのヴォカリーズの名演の一つに、ソプラノ歌手アンナ・モッフォとレオポルド・ストコフスキーの共演がありました。モッフォとストコフスキーに何かあったとしか思えないとの憶測が飛び交うほどの艶っぽい歌唱で、一部で「モストコ」の異名を取っていたようです(笑) オブリビオンは、20年ほど前に聞いたその歌唱を思い出させてくれました。オブリビオンだけでなく、他の2曲にも「忘却」というテーマが似合いそうです。いかがでしょうか?

Astor Piazzolla Piano Trio Oblivion

ピアノ・トリオ版。良い編曲ですね。楽譜が欲しいところです(笑)
Han Piano Trio at Howard Community College, Columbia, Maryland in 08.
Ae-Young Sun, violin
Jeong-Yoon Choi, piano
Yoon Nah Cho, cello

RACHMANINOFF: Vocalise, Op. 34, No. 14; STOKOWSKI Anna Moffo

モッフォとストコフスキー、ヴォカリーズだけ見つかりました。美しすぎます(^^;

Villa-Lobos: Bachianas Brasileiras No. 5: I. Aria

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2009年10月 3日 (土)

すばらしい世界旅行

4月にマグレブに入って以来アフリカ・シリーズが続いていますが、ちょっと休憩(笑) 余りに懐かしい映像を見つけましたので。70年代の日曜は、兼高かおる世界の旅~中村メイコさんの旅番組(番組名は失念)~題名のない音楽会~FMの日曜喫茶室~オーケストラがやってきた~そして夜は「すばらしい世界旅行」を見るのが定番でした。この辺りがやはり原点かなと思います。すばらしい世界旅行のOPは、懐かしすぎて涙が出そうになりました(笑) 最近はこういう素晴らしい番組はなくなってしまいました。寂しいものです。

すばらしい世界旅行OP subarashii sekai ryokou

この曲は故・山本直純さんの作曲だったのですね。今日初めて知りました。この曲はスペイン近代の作曲家ファリャのバレエ音楽「三角帽子」の終曲のホタにそっくりだと前から思っていました。

すばらしい世界旅行ED subarashii sekai ryokou

1966~90年と、24年も続いた長寿番組の最終回のエンディング。ラスコーの壁画も印象的でした。

システムとエレクトロ二クスの日立グループ

そしてその後に続いたのが、このCMでした。ご存知の通り、現在の土曜の旅番組「世界ふしぎ発見」のCMにリメイクされて受け継がれています。

Falla: El Sombrero de Tres Picos, Danza final (Salzburg 2007 López-Cobos)

ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の演奏で、三角帽子のフィナーレ。スペイン北部アラゴン地方のホタを取り入れたクラシック作品では、「アルハンブラの思い出」で有名なタレガのギター曲「グラン・ホタ」と並ぶ名曲でしょう。

El Sombrero De Tres Picos - Jotas

本場の舞踊入りステージ。Festival de Danza, Gala Rodanza 2008. Academia Artedanza.

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2009年10月 2日 (金)

女性歌手ハナーンとアーフィア

今日で一応スーダン・シリーズを終えようと思いますが、最後にまた女性歌手の映像を見てみます。二人目のアーフィア・ハッサンでスーダンに入りましたが、今日は未紹介の2本を。やはり素晴らしい節回しと美声の持ち主ですねぇ。一方一本目の歌手は、無理やりカタカナにするとハナーン・アルサゲーラとなりましょうか。アーフィアよりもっと黒人比率の高そうな人ですが、この人もアラブの血は多少入っているのかも。客席を見ていると、色々な割合でアラブと黒人が混血しているんだなと痛感させられます。彼女の歌は、やはり日本の民謡に似た音階ですが、拍子はこの辺に多い3拍子系(または8分の6拍子)が目立つところが日本民謡とは全く異なります。打楽器のリズムやウードとヴァイオリンの使用など、アラブ音楽の影響も色濃く感じさせる何とも不思議で魅力的な歌謡(民謡?)です。
結局ヌビア・ポップスとスーダン・ポップスの差はよく分からずじまいですが、もしかしたら言葉の違いだけに近いのでしょうか。前者はヌビア語(セム・ハム系ではなく黒人のグループのナイル・サハラ系との説があります)、後者はアラビア語になるのでしょう。アーフィアの歌は、おそらくアラビア語だと思います。ハナーンの歌がどちらになるのか、また別なナイル・サハラの言葉か、興味深い所です。(今の時点ではアラビア語には聞こえませんが) またいつか解明できたらと思います。

Hanan alsa`3era

Ana Lai Zaman Banadi - 3afia 7asan

Afia - Ya Nojoom El-leel

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2009年10月 1日 (木)

再度ヌバへ

東アフリカに伝承される竪琴から聖書の音楽に飛躍しましたが、ここでまたスーダンのヌバに戻ってみます。何本か興味深い映像が残っていましたので。一本目では、ヌバの人々は「裸の野蛮人」ではなく、古代エジプトやヌビアの美術や踊りなど、「古代オリエント」の文化に繋がる部分があることを指摘しています。現代人の目から見ると、彼らは確かにプリミティヴな姿に映り勝ちですが、ヌバの裸のレスリングが古代ギリシアに遡るのではという説など、彼らの文化のあらゆる所に古代オリエントの痕跡が見え隠れしているのかも知れません。
しかし、リーフェンシュタールがスーダンに入った頃とは、少なくとも見た目には大分変ってきているようです。かなり洋風な装いやポップミュージックも見られるようになってきているように思いました。レマ・レマのジャケットにもなったあの筋骨逞しいレスラーが、もしいなくなってしまうのだとしたら、寂しいことですね。

The Nuba People

The Nuba people not to be confused with the Nubians. The Nuba people are a group of Africans who inhabit the Nuba Mountains, in Kordofan province, Sudan, Africa. Currently, the Nuba people are being depicted by white supremacists on YouTube as "naked savages" who bath in "cow urine". That is such a false and misleading depictions of the Nuba people; in fact, little people know that the Nuba people are culturally connected with the ancient civilizations along the Nile valley.Many of their culture can be trace to ancient nubia and ancient egypt. This video will clear up some of the misconceptions about the Nuba people. Narrated by Basil Davidson he gives evidences that linked the Nuba with the ancient civilizations along the Nile River.

Culturas Perdidas (Cultures Lost) Los Nubas de Niyaro

Images and video from the formal Village of Niyaro, Sudan
El viaje de el familia Valls/Cores en la Sudan Años 1976 -1979

Leni Riefenstahl (The mother of modern film.) Pt.1

レニ・リーフェンシュタールの1965年のインタビュー映像。強烈なパーソナリティーがこうした映像からも伝わってきます。

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