モロッコでもカルスーム +ghanily shway
昨日に続いてNASSER HOUARIの演奏を中心に。一本目は彼のウード伴奏で女性歌手Leilaがウム・カルスームの歌らしき曲を歌っている映像です。歌、ウードともに素晴らしいですが、シンメトリックで絵のような舞台セットの美しさにも目が奪われます。少し音と映像がずれているのが残念ですが。彼はモロッコの演奏家ですが、アンダルシア音楽的な面よりマシュレク(東のアラブ)的な要素が強い演奏のように思います。ただ舞台のセットは、アンダルシア的に見えます。
2、3本目は、前にカルスームをシリーズで取り上げた時に忘れていた曲です。私は仏Ocoraの「ナイルの音楽家」の演奏で初めて聞きましたが、原曲はカルスームの歌でした。曲名検索で出てきたのはベリーダンスのステージ映像のみでしたが、その2本を上げておきます。ghanily shwayは、ガワジー・ダンス風に聞こえるアップテンポの曲で、shway shwayの繰り返し文句が印象的です。アラブ音楽特有の中立音程がとても良い按配に入ってきて、個人的にかなり好きなアラブの一曲です。
Oud maghribi Maroc: Docteur Nasser Houari & Leila
ghanily shway part 1
fouzia dances with live orchestra to Oum Kaltoum's classical song at Kola Note in Montreal on December 2006 organized by Hadia.
ghanily shway part 2
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