コプト等のクリスマス典礼
今日は西洋以外のもので幾つか、もう少しクリスマス典礼を見ておきます。東方教会には、コプト、アルメニア、グルジア、シリア、アッシリア(ネストリウス系)、エチオピア、スラヴ(ロシア、ウクライナ等)などがあり、それぞれ特徴的な典礼歌があります。昨日書いたように、本来は夕方で25日は終わりのようですが、その通り(古代オリエントの頃のまま)典礼が行われている所はあるのでしょうか。
クリスマスという行事がペルシア起源の古代宗教ミトラス教から来ている事、キリスト教とグノーシス諸派(マニ教など)との関係、イエスは本当にエッセネ派だったのか、マサダ要塞で集団自決した熱心党との関係は、等々大変に興味深いポイントが山のようにありますが、今は年末の慌しさの中その辺まで調べていると頭が爆発しそうになりますので(笑)、徐々に取り上げていければと思っています。
2007 Nativity Matins Pt 1, St Elias Church, Brampton ON
タグによるとウクライナ系の典礼のようです。なかなか美しい歌声。
2007 Nativity Matins Pt 2, St Elias Church, Brampton ON
Coptic Hymns: Nativity Aspasmos Watos (English/Arabic)
こちらはエジプトのコプト教会の歌。節はコプトですが、歌詞はジーザス・クライストなど英語混じりなので、英語圏のコプト教会かも。
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