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2009年12月21日 (月)

クリスマス・オラトリオ

久しぶりの夕方アップです。昨日は疲れと睡魔に勝てず、久々のブログ・オフになりました(^^;
ここ数日クリスマス特集をやってますので、西洋クラシック音楽の方も少し見ておきたいと思います。クリスマスのクラシックですぐに思い出すのは、J.S.バッハのクリスマス・オラトリオと、コレッリのクリスマス協奏曲でしょうか。今日はクリスマス・オラトリオ(通称クリオラ)で検索してみましたら、これまた色々ありました。実は私はこの曲、今回初めてyoutubeで聞きまして、全くガイドは出来ない曲なのですが、何本かアップしておきます。同じJ.S.バッハでも、マタイ受難曲やロ短調ミサなら、もうかれこれ30年位前からカール・リヒターやミュンヒンガー等の名演で折に触れ聞いてきたのに、何故かクリオラはスルーしてしまっていました。今回映像で見て、その素晴らしさの片鱗に触れ驚いた次第です。何よりこの輝かしさはクリスマスに相応しいものでしょう。

Bach - Christmas Oratorio: Cantata #1 BWV248 - Mov. 1/9

Hilarion Alfeyev. Christmas Oratorio 24: Rachel's lament



これは特に驚いた一本。冒頭でフルートが吹いている旋律は、元はグレゴリオ聖歌?と思ってしまいましたが・・。フルート、独唱共に素晴らしく美しい曲です。マタイ受難曲の12曲目位にも似た編成のソプラノ・アリアがありましたが、こちらはグレゴリオ聖歌風の旋律からでしょうか、独特な幽玄美があります。マタイの悲劇性とは全く異なる音楽世界です。

Bach - Christmas Oratorio - Schlafe, mein Liebster



ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ他の演奏。これもマタイのアルトのアリア(タルコフスキーの映画「サクリファイス」に使われたあの曲)とは全く異なり、クリスマスらしい朗らかな雰囲気に満たされています。Bernarda Fink, alto John Eliot Gardiner leads the Monteverdi Choir and the English Baroque Soloists, with Bernarda Fink in "Schlafe, mein Liebster," from Bach's Christmas Oratorio (BWV 248).

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