ワディ・アル・サフィとマジダ・エル・ルーミーも
レバノンのアラブ人歌手が歌うクリスマスの歌について、更に探してみたところ、ファイルーズだけでなく他の有名な歌手たちの映像もありました。レバノンの歌手達のキリスト教の歌、探索し甲斐のあるジャンルだと分りましたので、少し続けてみようかと思います。もしかしたら、この国の有名なアラブ歌謡の歌手は、ほとんどクリスチャンなのかも知れませんね。
そして、クリスマスにはパレスティナのベツレヘム生誕教会に移動する予定です。
Wadi Safi - Ya rouh alqudous
名歌手ワディ・アル・サフィの歌うレバノンのクリスマス聖歌。おそらく彼もマロン派などいずれかのキリスト教徒なのでしょう。曲名について、ヘブライ語からの類推ですが、rouhは「霊」、alqudousは「聖なる」、のように思いますが、いかがでしょうか。日本語にするなら「聖霊」でしょう。それぞれヘブライ語ではルーアフ、カドーシュ(カディッシュ、コーデシュなどは変化形)で、アラビア語とヘブライ語は元々兄弟言語で、文字を置き換えただけに近い単語が沢山ありますから。上記ウィキペディアにあるヘブライ語のרוח הקודשは、ルーアフ・ハコーデシュと読みます。定冠詞ハはアラビア語ではアルですから、母音がちょっと変っただけで、ほとんどそっくりそのままです。
Majida El Roumi - Sobhan Al Kalima (Syriac) Christmas Recital
ポスト・ファイルーズ世代の女性歌手と言われて久しいマジダ・エル・ルーミーの歌うクリスマスの歌です。アラブ的な印象のワディ・アル・サフィの歌に比べると幾分西洋的な影響を感じます。彼女の場合、ルーミーという名前からムスリムかと思っていましたが、やはりキリスト教徒で、メルキート・カトリックでした。Sobhan Al Kalimaというのはシリア語のようです。
| 固定リンク
「アラブ」カテゴリの記事
- サマーイ・ナハーヴァンド(アラブ音楽の場合)(2020.02.07)
- Sama'i Nahawandとメスード・ジェミル(2020.02.03)
- Simon Shaheenのウードとヴァイオリン(2019.12.13)
- 女子十二楽坊とウスクダラ 他(2019.12.09)
- ベドウィンのラバーバ(2019.08.01)


コメント