「悲しき竹笛」再び
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。元旦にアップできなかったので、大晦日以来になります。ようやくカタログ発行を済ませ今はすっきりした気分ですが、逆にブログやmixiは年明けしてからほとんど全くノータッチ状態でした。ここ2年ほど正月にはナツメロを取り上げていましたので、ユダヤ・シリーズ(今回は長期化する予感)を少しお休みして今年もナツメロに行ってみます。元々一部のナツメロは大好きで、よくカラオケでも高田浩吉や東海林太郎(名月赤木山や旅笠道中)、市丸さんの歌などを歌ったりしますが(あんた一体何歳?とよく言われてまして(笑))、今年も奈良光枝さんの映像で。実は当ブログのアクセス・ランキングのかなり上位に奈良さんの記事が上がってきていて、私自身非常に驚いていました。前にアップしていて削除されてしまった1971年の近江俊郎(74年頃の欽ちゃん司会のオールスター家族対抗歌合戦の審査員の一人でした)とのジュエット(コロムビア・トップさんの発音w)が再度上がってきていましたので、今日は迷わずこれに決めました。コピーでしょうか、ちょっと映像が悪いですが、この上ない美しさは十分に堪能できると思います。立ち姿の美しさと日本的な風情、哀切かつ甘美な節回しとメロデー(古賀政男作曲)、どれをとっても最高だと思います。昔日の、かくも美しい風情はどこにいってしまったのでせうか。
近江俊郎、奈良光枝 悲しき竹笛 1971
昭和21年のヒット曲。
一説では闇市でもっともよく流れていた楽曲とも言われています。
ここでは貴重な、近江・奈良の創唱者コンビの歌声で。
それにしても奈良さん美人薄命という言葉がしっくりきます。(ビデオの解説文)
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