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2010年1月 6日 (水)

「春の海」と鞆の浦

まだ辛うじて松の内ですので、お正月の定番中の定番の曲を上げておきます。宮城道雄の「春の海」は、広島県福山市の鞆の浦(とものうら)の風景に着想を得て書かれた曲。尺八と琴による演奏が有名ですが、尺八ではなくヴァイオリンが旋律を担当したこともあって、ルネ・シュメーと宮城道雄の演奏は世界的に人気を博したようです。この曲、お正月の間はどこに行ってもかかっていて、もう耳タコなんて思う方も多いかも知れませんが、洋楽の影響と民謡音階(昨日のヨナ抜き短音階とは対照的)の融合した類稀な名曲だと思います。彼の六段などの演奏も非常に素晴らしく、大お薦めです。地歌・筝曲コーナー
100102_17080001実は、その鞆の浦に2,3日に行ってきました。今治と尾道~福山は、しまなみ街道を挟んで向かい合っていて、2時間ほどで行けます。今度のNHK連ドラの龍馬の影響でしょうか、若い観光客をたくさん見かけました。古い町並みもとても良い感じで、高台にある沼名前神社に初詣に行きましたが、境内には秀吉も舞ったという能舞台がありました。階段にあった提灯が菊の御紋だったのには驚きました。鞆の町(地元の人は「鞆」と、一文字で呼んでいました)では動物たちものんびりと暮らしていて、「春の海」を聞いていると、そんな光景も思い出します。(写真は町中の神社の賽銭箱で日向ぼっこする猫)

日本の名曲 - 春の海 (宮城道雄)

[HD] 春の海 Haru no Umi / The Sea in Spring - 宮城道雄 Miyagi Michio / お正月

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