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2010年1月31日 (日)

コル・ニドレイ

クリスマス以来、果てしなくユダヤ・シリーズが続いていて、まだまだ幾らでも伸ばせますが、どこまでやろうかと考え中です(笑) リヴァイヴァル・クレズマー界隈を取り上げ始めるときりがないので、クレズマティクスとブレイヴ・オールド・ワールドくらいにしておいて、今回はよりルーツのジューイッシュに絞りたいと思っています。
一昨日出てきたコル・ニドレイについて見てみた所、非常に興味深い何本かがありました。この曲は、一般にはマックス・ブルッフ作曲のチェロと管弦楽のための作品「コル・ニドライ」として最も広く知られていると思います。前にも書きましたが、ヘブライ語のコル・ニドレイをドイツ語風に読むとコル・ニドライになりますので、そちらの方が通りが良さそうです。特に有名な演奏は、パブロ・カザルスやジャクリーヌ・デュプレの演奏でしょうか。ブルッフ自身はユダヤ系ではなかったようですが、大贖罪日に歌われる特別なユダヤ聖歌「コル・ニドレイ」を題材に作品を書いたのは、何とも不思議としか言いようがありません。しかし、考えてみれば19世紀のクラシック音楽界には沢山のユダヤ人音楽家が活躍していましたので、非ユダヤ人でも聞く機会があったということなのでしょう。

Carlebach Kol Nidrei



ハシディック・ソングと言えば、この人を忘れてはいけません。何とラビ・シュロモ・カルリバッハ版のコル・ニドレイ!

Kol Nidre sung by Perry Como



ポピュラー歌手ペリー・コモが歌ったコル・ニドレイ。この旋律が一般に知られている有名なコル・ニドレイの節。初めて知りましたが彼もユダヤ系なのでしょう。

Pablo Casals - Kol Nidrei (1923)



カザルスの弾いたコル・ニドライのSP録音。彼の人柄がよく現れた大らかでヒューマンな演奏です。しかしヘブライ語の意味を知っていると、「ニドライ」という響きには違和感が拭えず、何となく「ニコライ」を連想してしまうのは私だけでしょうか(笑)

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