Zupfgeigenhansel
ツプフガイゲンハンゼル自体の演奏をまだアップしてませんでしたので、今日は彼らの演奏するイディッシュ関係のみいくつか見てみます。このグループはドイツや西欧のトラッドが専門のようですので、youtubeもそちらが多い訳ですが、ちらほらイディッシュ関係もみつかります。グループ名のガイゲは「ヴァイオリン」で、これは間違いないでしょうが、ツプフは「ひっぱる」でしょうか。その後のハンゼルというのが今ひとつ分りません。モジラの翻訳ソフトでは「頭金」と出てきましたが(笑)。「辻楽士」のような意味かと思っていましたが、どうでしょうか。
メンバーは一見ドイツ人のようですが、よく見るとユダヤ人らしき名前が散見できます。でないと、こんな見事なイディッシュの演奏はありえないように思います。
今日の2曲は、例のPlane(プレーネ)からのイディッシュ民謡集に入っていました。昨日の2曲ほどは重苦しくないですが、それでも十分に戦時中のイディッシュ・ソングの憂愁を味わえる歌です。プレーネ盤は古いので現在入手難になっているように思います。
Arbetlose Marsch
有名なイディッシュ詩人、モルデカイ・ゲビルティヒの詩と曲。Texte et musique: Mordechaj Gebirtig
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