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2010年2月23日 (火)

Giora Feidman

昨日名前の出てきたギオラ・ファイドマンの映像を取り上げたいと思います。この人は「King of Klezmer Clarinet」と呼ばれ、そのめくるめくようなエキサイティングかつソウルフルな演奏では、右に出る者はいないのではと思います。イスラエル・フィルの元首席クラリネット奏者で、おそらく退いた後に始めたクレズマー・クラリネットでは、ハシディックなスピリット溢れる演奏を聞かせていました。彼のアルバムは、90年前後にドイツのプレーネ社(ツプフガイゲンハンゼルを出していたレーベル)やイスラエルのHed Arzi社等から何枚も出ていました。今は独Network Medien盤が手に入りやすい位で、他は入手難になっているのが残念です。リヴァイヴァル・クレズマーの面々の曲には、ファイドマンへのオマージュ曲も幾つか見かけました。その影響力はかなり大きかったのではと思います。

Giora Feidman Plays Klezmer Tunes



ここで吹かれているのは1曲目がシャバト(安息日)のヘブライ・ソング「イェディッド・ネフェシュ」、2曲目は「イェヴァレヘハ」(出典 詩篇128:5~6)で、この2曲はヘブライ語の歌。3曲目はリヴァイヴァル・クレズマーのKCB(クレズマー・コンサーヴァトリー・バンド)等も取り上げていた曲でしたが、曲名がすぐに出てきませんでしたm(_ _)m Giora Feidman is playing a few popular klezmer nigunim with his unique glass clarinet in front of a live audience who is singing enthusiastically together. This event took place in the old city of Tsfat in Israel. Tsfat is the center of the Jewish spirituality and the cradle of the Kabbalah. This is a wonderful surroundings for Giora Feidman's soulful and driving klezmer music. Recorded by Arik Nitsan For more resource

Giora Feidman - Songs of Rejoicing



最初の曲はカルリバッハ作曲のハシディック・ソング「エレー・ハムダー・リビー」(我が心の慕わしい神様)、2曲目は「イスメフー・ハシャマイム」(出典 詩篇96:11)、3曲目は不詳。

Giora Feidman

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