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2010年3月29日 (月)

エッセネ派とクムラン教団

クムラン教団はエッセネ派の一部(あるいはそのもの)と考えられていて、彼らが残したとされる死海文書は、イエスの頃のユダヤ教の実像と、キリスト教の起源にも迫る20世紀の考古学的大発見とされてきました。洗礼者ヨハネやイエスもエッセネ派に属していたとの説もあるようです。一方、マサダに籠って最後までローマ帝国に抵抗した熱心党(ゼロテ党)は別な集団と考えられているようです。どちらも時代の転換点に現れた熱いムーヴメントであったことは確かです。
ユダヤ史上でもキリスト教の起源を見る上でも、極めて重要かつデリケートな内容のため、年末から敬遠していた所が正直ありましたが、どうしても避けては通れない部分ですので、今日はとりあえず数本参考映像を上げておきます。まだまだ勉強不足ですので、徐々に固められればと思っています。(エッセネ派関係のyoutubeの中にはカルト紛いのような怪しげな映像もあるので注意が必要なように思いました)

10 Minute Topics: Essenes

Qumran Caves above the Dead Sea

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