レナード・コーエン
今日はイディッシュ・ソングを取り上げている時に保留にしていた一本をアップしてみました。レナード・コーエンの歌うイディッシュ・ソングUn As Der Rebbe Singtです。私はこの名歌手の歌についてはよく知らないのですが、何曲かイディッシュ語やヘブライ語の曲名も見えます。この人の名前には、コヘン(ヘブライ語で「祭司」の意味)とストレートに入っているので、ユダヤ系と一目で分ります。
Leonard Cohen - Un As Der Rebbe Singt - Vienna 1976
Un As Der Rebbe Singt(「ラビが歌うと」)は、非常によく知られたイディッシュ・ソングの一つ。19世紀のハシディズムの雰囲気を活写したような歌です。
Leonard Cohen - Hallelujah 2009
ハレルヤとは、西洋音楽でもよく知られた言葉ですが、元の意味は、神(ヤー=ヤハヴェ)を讃えよ(ハレルー)という意味のヘブライ語。この曲、特に音楽的にユダヤ的ではありませんが、彼の代表曲のようです。
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コメント
こんにちは。
私は、コーエンの大ファンというわけではないのですが、彼の活動には注目し続けています。
レナード・コーエンは、臨済禅を学び、1996年に和尚になっていますが、彼の原点には、聖書の神へのハシディックな信仰があるようです。その詩は、非常にユダヤ的です。
Hallelujahは、1984年に発表されたアルバム、"Various positions"に収められています。このアルバムに収められている作品はどれも完成度が高く、メロディーは、カントリー調だったり、ロシアや東欧の民謡に似ていたり、ジャズっぽかったりするのですが、なかなか魅力的です。その繊細でしかもしたたかな詩や歌唱からは、彼が心の深奥から神に呼びかけ、神と対話していることが伝わってきます。彼がどんなところにいても、だれと話していても、ユダヤ人として神を感じ、主をたたえようとているのを感じます。
"The Law"、"If It Will Be Your Will"など、タイトルを聴いただけでも、なるほどと思われるのではないでしょうか。
投稿: Johanna | 2011年7月 1日 (金) 13時28分
>Johanna様
コメント有難うございました。臨在禅とユダヤ教というのは、遠いようで近い部分もあるのかも知れません。
Various positionsは聞いたことがないので、いつか聞いてみたいと思います。サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」にもユダヤ的な心が隠されていると聞いたことがありますが、それを思い出しました。
Un As Der Rebbe Singt以外にも彼のイディッシュ語の歌を聞いてみたいものです。
投稿: Homayun | 2011年7月 4日 (月) 00時41分