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2010年3月11日 (木)

ディワンと石油缶ドラム

そして、イエメン系ユダヤ人のディワンと言えば、やはり石油缶を叩く音にまず驚くのではないでしょうか。オフラ・ハザのバックでも鮮烈な効果を上げていました。ある意味、鍛え上げた歌声以上のインパクトがあるかも知れません。
では、何でダラブッカとかではなく石油缶なのかと言うと、一般のイエメン人の中で孤立していたユダヤ人にとって、アラブの打楽器が入手し辛かった(と、どこかで読んだような記憶がありますが、すぐに資料が見つからず)、あるいは宗教的なユダヤ人にとって、ショファル(羊の角笛)以外は手に取ることがためらわれた、なども理由としてあるかも知れません。いずれにしても、カンカンと甲高い音を鳴らす石油缶は、ダラブッカを叩くよりも、結果的には確実に強烈な印象を聞き手に与えるように思います。

Shalom Sabari- Sapri Tama Tmima



これは例のユネスコ盤に入っていたような、伝統的なディワンの歌唱例。

Banat Danukh Shabda



こちらではダラブッカの類が叩かれています。女性の歌の場合、世俗的なテーマであることが多いので、こういうアラブの楽器も手にしたのでしょうか?


שושנה דמארי - מרים בת ניסים



イスラエルのイエメン系ユダヤ人居住区の往年の映像のようです。最後に一瞬ショシャナ・ダマリが登場。バックの歌はショシャナ・ダマリの歌うMiryam bat nissim

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