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2010年3月 7日 (日)

シュネイ・ショシャニーム

何度か名前の出てきた作曲家モルデカイ・ゼイラ(Mordechai Zeira)は、ユダヤの民族性を盛り込んだ秀逸な歌を多数残した人です。彼のもう一つの名曲「シュネイ・ショシャニーム(二つのバラ)」がありましたので、今日はこれを上げておきます。「モルデカイ」と言うイディッシュ語圏に多い名前ですが、こちらもヘブライ語の歌です。この曲は、イスラエルのアルト歌手ミラ・ザカイの歌唱で初めて聞きましたが、75年にエステル・オファリームも歌っていました。大戦中に書かれてますのでやはり哀しげな旋律ですが、このジューイッシュな陰翳に富んだメロディ・ラインには、何とも言えない魅力があると思います。いかがでしょうか。
Mordechaiのchの所は喉をこすらせるような音ですので、日本語表記としてはモルデハイでも良いと思います。ショシャナー(ショシャニームは複数形)は、ヘブライ語では「バラ」と「百合」の両方を指します。この歌の場合、大体は「バラ」と訳されていますが、ミラ・ザカイ盤では「百合」と訳していました。(以下の英訳歌詞はこちらより)

Shnei Shoshanim (Esther Ofarim)



TWO ROSES



I'll sing you an ancient song,

I'll sing you a tune about a rose

A song from way back when

two roses, two roses.

It was long ago that day,

one was white, the other red.



Children of one garden, like two brothers,

grew leaves, grew thorns.

The time came, the morning a pale shade

the white opened its eyes,

the evening came and the day went down

the red one closed its eyes.



And in the nights, in the nights

winds blew in them slightly.

How they sprouted until a hand came

the hand that picked one rose,

and it isn't known until today -

the white or the red.



All that's known's that the remaining one

its heart is broken, its heart is broken.

A song from way back when

two roses, two roses.

It was long ago that day,

one was white, the other red.



Note:

Song is thought to have been written in 1942.

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