Elena LeddaとGesuino Deiana
サルディニアのトラッドの方に目を向けてみると、女性歌手ではエレーナ・レッダがよく知られていると思います。90年頃に出たキングのユーロポップのシリーズに入っていた歌手と言えば、思い当たる人もいらっしゃるのでは。地中海の歌姫という形容がぴったりの歌手です。
一方、ギタリストのジェスイノ・デイアナ(おそらくこんな表記が近いのでは)は、ラウネッダや男声合唱(テノーレス)などの特徴を自らのギター・ソロに反映させて演奏するユニークな音楽家。97年頃に出たRealWorld盤は印象的な一枚でした。サルディニアの音源情報はこちら テノーレス関係の入荷が最近ないのは残念です。
Elena Ledda - Is arrosas (1984)
このエレーナ・レッダの伴奏のギターもGesuino Deianaに似ていますが、どうなのでしょうか。この歌唱などは、イタリアと言うより、ギリシアのクレタ島辺りの音楽に似た雰囲気です。
WOMADAdelaidE 1996 OnE
Gesuino Deianaのギターソロ。本当にテノーレスやラウネッダスの音を髣髴とさせるプレイです。
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