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2010年5月28日 (金)

クレタとキプロスのシルトス

シルトスとシルタキ(ゾルバを含む)の差は、結局なかなか明瞭に分かりません。ステップにはっきりと違いが出ているのだろうと思いますが、それは体験してみないとリアルには分からないことでは。
今日は各地のシルトスの聞き比べ(見比べ)も一興かと思いまして、調べてみました。ここ数日見てきたクレタ、キプロスのシルトスで、それぞれなかなか良さそうな映像がアップされていました。クレタの方では、例のラウート掻き鳴らしの上で無窮動的にリラが動き回ります。シルトスの踊りでも同じスタイルのようです。
キプロスの方もやはり撥弦と擦弦の組み合わせなのに、雰囲気がかなり違います。クレタがどこか古代ギリシアをストレートに連想させるのに対し、キプロスはどこかエキゾチック。中東への拠点として十字軍が支配していた時期もあった島ですから、重層的な文化のグラデーションを読み取るのも面白いかも知れません。このように、全ギリシアでステップは共通している(らしい)シルトスで見てもカラーの違いが明瞭なのが興味深いところです。

Cretan Syrto (Summer 2005 Papagou, Athens)

STELIOS MPIKAKHS - SYRTOS ( KOITA TI EKANES )



こういう幾分モダンなアプローチも出てきています。でも古風な趣は依然残っています。

ΣΥΡΤΟΣ - ΑΔΟΥΛΩΤΟΙ - ΚΥΠΡΙΑΚΟΣ ΧΟΡΟΣ



こちらはキプロス版シルトス。

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