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2010年6月24日 (木)

ヤナトゥのギリシアの歌

引き続きサヴィナ・ヤナトゥの歌う、「ギリシアの歌」にこだわって少し探してみます。スペイン系古楽やセファルディーの歌は、今回は外します。トゥンダスの曲のような哀愁のレベティカ・ソングがあれば、と思うのですが、ないかも知れません。確かにアルバムでも聞いた覚えがないように思いますが、特に近年(と言うか、ここ15年くらい?)は他文化の歌が中心になっているように見受けられ、母国ギリシアの歌が余り聞こえないように思うのは考えてみれば不思議なことです。ギリシアの歌でも、ハジダキスのリリカルな歌は結構ありますが、演歌っぽいようなレベティカ~ライカが見当たりません。それが聞きたくてたまらないのですが(笑)

 

Savina Yannatou - Hartino to feggaraki (live)



こちらもハジダキスの曲でした。LyraのΤΟ '62 ΤΟΥ ΜΑΝΟΥ ΧΑΤΖΙΔΑΚΙ ('83) に連なるようなリリカルな歌です。前に取り上げたマカヴェイエフの映画「スウィート・ムービー」の主題歌に似た、甘く痛々しいような雰囲気があります。Composer: Manos Hadjidakis / Lyrics: Nikos Gatsos

Χατζιδάκις-Νυχτερινό



演奏はヤナトゥではありませんが、同曲のインスト版。これも美しいです。

Lena Platonos, Savina Yannatou - Aithousa Anamonis



レナ・プラトノスとの共演。こちらも映像共々リリカルで儚げな美しさ満点ですが・・。

George Dalaras ~ Savina Yannatou ~ 'Όσο βαρούν τα σίδερα'



大歌手ヨルゴ・ダラーラスとのデュエットで歌われているのは、おそらくトルコの歌。レベティカに繋がる歌なのかも知れません。ヤナトゥがこういう泥臭いオリエンタルな曲を歌うのも珍しいと思いますが、ダラーラスの素晴らしいウード・テクニックも確認できる嬉しい一本です。

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コメント

'Όσο βαρούν τα σίδερα/Oso Varoun Ta Sideraを調べるとクレタ島のフォークソングと出てきますね。
→更に調べると、これはスミルネイカだとかアマネデスだとかの情報も出てくるので、歌詞はクレタで作られているが旋律はスミルナ(トルコのイズミル)のもの、ということなのかも知れません。

類例にトルコの歌Ada Sahillerinde→ギリシア語の歌詞でレベティカとして歌われるMATIA MOU→クレタ島では別のギリシア語の歌詞でTA VASANA MOU HEROMEという歌があります。

投稿: 白いりんご | 2010年6月26日 (土) 00時49分

白いりんご様
いつも貴重な情報を有難うございます。
そうですか、クレタの歌とは思えないオリエンタルな雰囲気ですね。リラとラウートのあの演奏も、実はイスラム圏の音楽の影響も受けてるのかも知れません。

投稿: Homayun | 2010年6月28日 (月) 00時24分

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