ツィツァーニス
「曇り空の日曜日」を聞いて思いましたが、ツィツァーニスは、シャンソンならブラッサンス、ロシアならオクジャワに似た位置にいるように思える歌手です。これは言うまでもなく、それぞれのジャンルにおける究極の存在と言うことです。真の吟遊詩人の風格を備えた3人だと思います。(二人とも大分前にたっぷりと取り上げましたので、是非併せてご覧下さい)オコラがツィツァーニスを早くから出していたのは、慧眼だったと言えるでしょう。しかし、04年のアテネ・オリンピックの前後にヴァンヴァカーリスと一緒に出たツィツァーニスの2枚組は、入手難になっているようで残念です。
今日はもう少し彼の映像を上げておきます。
余談ですが、アレクシーウの公式サイトにツィツァーニスとのツーショットがありました。
Vasilhs Tsitsanis - Aharisth (live)
Vasilis Tsitsanis (live, late '70s)
To Vapori ap tin Persia - Basilis Tsitsanis
| 固定リンク
「ギリシア」カテゴリの記事
- アルーマニアとサラカツァニ(2021.12.10)
- エピルスの多声歌(2021.01.15)
- 明るいミロロイとドイナ風のクラリネット(2021.01.14)
- ルメリアの音楽(2021.01.13)
- アル・スールのChristos Zotos & Skaros / Continental Greek Music(2021.01.11)
コメント