再びSavina Yannatou
4月19日にコルシカの歌を見ている時にギリシアの女性歌手Savina Yannatouを取り上げましたが、彼女の母国に廻ってきましたので、再度この人の歌をアップしてみます。彼女はギリシア歌謡の大御所マノス・ハジダキスの歌(今日の一本目も彼の歌)や自作曲集、更にはセファルディー民謡まで、環地中海の音楽を俯瞰するような広範囲なジャンルで素晴らしい歌声を聞かせてきた人です。youtubeの上位には、ギリシアよりもコルシカ、サルディニア、ユダヤ、セファルディーなど、他文化の歌が目立つようですので、今回はできるだけギリシア的な歌を追ってみます。そうすると、どうやら古い時期の映像(2本目のように)が中心になりそうな気がします。3本目だけは4月19日と同じコルシカの歌です。この人の静謐でハイセンスな歌は、一般のギリシア人にはどのように聞こえるのでしょうか。前からとても気になるところです。
Savina Yannatou & Kostas Grigoreas play Hadjidakis: KELOMAI SE GONGYLA (Sappho)
Σαβίνα Γιαννάτου - Μόνο
"Μόνο"
"Λένα Πλάτωνος: Καρυωτάκης - 13 Τραγούδια με τη Σαβίνα Γιαννάτου" (1982)
Σύνθεση: Λένα Πλάτωνος
Ποίηση: Κώστας Καρυωτάκης
Savina Yannatou - U Lamentu Di Ghjiesu
4月にアップしたコルシカの曲「Lamentu a ghjesu / キリスト受難のうた」です。Ghjiesuは「イエス」のことでしょう。実に変った綴りですが、コルシカ語の特徴がよく出ています。ラメントはそのままなら哀歌でしょうが、ここでは受難(死)の意味のようです。
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