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2010年7月13日 (火)

Christodoulos Halaris 版 Ancient Greek Music

今日も「古代ギリシアの音楽」になりますが、この映像の盤、見たことあるなと思ったら、90年頃にギリシアのOrataから出た一連のビザンチン音楽の一枚でした。リーダーはChristodoulos Halaris(クリストドゥーロス・ハラリス) 。タイトルはAncient Greek Musicとされていますが、11日に書いたように古代ギリシアではなくて、せいぜい中世のビザンツ帝国時代の音楽をイメージした内容だろうと思われます。ですから、Ancientは「古い」位に訳すべきのように思いますが、ジャケットなどのアートワークは明らかに古代ギリシアをイメージしているようでした。今日のyoutubeでもビザンツ風というのが聞き取れるかと思います。幾分オスマン的ですらあります。
昔話になりましたが、六本木にあった某店のクラシック担当だった頃に、Orata盤を含めて企画を組んだことがありました。ちょうど当時はベルリンの壁が崩壊、東欧諸国では革命が起こり、民主化が進み、91年にはソ連も解体するという、歴史のダイナミズムがはっきりと見られた頃でした。この企画には確か「東方の風」のような看板を作った記憶があります(笑) その中心アイテムとしてオラータ盤を据えましたが、実はマリー・ケイルーズのビザンツ聖歌~受難と復活(HMF)を聞いて思い立ったプランでした。その話は前にレバノンの時にも書いたと思います。それ程ケイルーズの歌唱は鮮烈でしたが、泰平のビザンツ時代を思わせるような一連のオラータ盤の音楽は、ギリシア語歌詞内容(しかも中世のギリシア語かも)の分からない日本人には、いくつも聞くには少々退屈さを醸し出させるものでした。ジャケットのイコンは、当時非常にインパクトがありましたが(笑) オラータは、今はどうなっているのでしょう。

Music of Ancient Greece - Hymn to the Muse - by Halaris

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