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2010年7月16日 (金)

南イタリアとエピルスのアルバニア人

今日はアルバニアの音楽ということになりますので、バルカン枠で入れました。昨日書いたように、南イタリアには古代ギリシア以来現在までギリシア人の住む地方(正にマグナ・グレキアの名残)がありますが、アドリア海を挟んで対岸のアルバニアの人々も少数民族として住んでいて、彼らは15世紀頃に南イタリアへ移住したアルベレッシュと呼ばれるアルバニア人のグループ。音源として思い出すのはLyrichordの一枚くらいですが、youtubeは色々あるようです。
アルバニアはスラブ人が南下して来る前からバルカンに住んでいた民族で、2000年ほど前のバルカンのイリュリア人やルーマニアの先住民ダキア人との繋がりが指摘されています。アルバニア語は、系統的にはラテン系言語(ラテン語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ルーマニア語等)やギリシア語とは別系統の印欧語になります。そんなバルカンの古民族が、言語的にラテン化しないまま、北西ギリシアならまだしも、南イタリアにもいるという事実には昔(Lyrichord盤を聞いた頃)大変驚いたものです。彼らの音楽も独特で、特にポリフォニーは古風な趣を持ち大変印象的なものです。今日アップするクラリネットの音色も独特です。

ARBERESH-GEWRGIOS KASTRIWTHS-MAGNA GRECIA (part 6)

Music of Epirus: UNESCO on Albanian Polyphonic Heritage



ギリシア北西部のエピルス(イピロス)地方のアルバニア音楽。

Music of Epirus: Hajde Djalo

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