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2010年7月26日 (月)

アルバニアのポップス イリュリアの名残

数日エピルス地方の音楽を見ましたが、今度はアルバニア本国の音楽を少し。民族音楽関係では、仏Chant du monde盤(既に廃盤ですが)やdaqui盤など、良い録音が色々ありました。音源情報 しかし、ポップスの方などはほとんど知られていなかったと思います。youtubeにはそういう映像がたっぷりとあります。伝統音楽の要素を色濃く残した、かなり面白い映像群です。
アルバニアの音楽と言うのは、直接的には、やはりバルカンを長く統治したオスマン・トルコの音楽の影響も強いと思いますが、歌やクラリネットの節は何とも独特で、特に合唱には古風な要素を保っています。

ALBANIAN MUSIC



日本の民謡にも似た感じのメロディ・ライン、こぶし豊かなクラリネットなど、エピルスの音楽がそっくりそのまま入り込んだかのようなポップス。

albanian music



こちらはオリエンタルなタイプと言えるでしょうか。

Albanian Music -- Illyrian Music -- Balkan Music



旧ユーゴ諸国の辺りの西バルカンにいた古代民族イリュリアの音楽と名づけられているのが非常に興味深いところ。現存する民族の中では唯一言語などにイリュリア語の名残を残すのがアルバニア。このタイトルはイリュリア直系としての誇りの表れでしょうか。イリュリアは、東バルカンにいたダキア(ルーマニアの先住民)やトラキア(ブルガリアの先住民)とも関係が深かったようです。

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コメント

なつかしいアルバニアン・ポップスの数々でした。
3つ目の画像の人、たしか一度会ったことがあるよな。イリュリアン・ミュージックってのが凄い(笑)バルカン全体にルーツ見直しなムードがまた再燃してるらしいです。ところで最近はお元気ですか?

投稿: sekiguchi yoshjto | 2010年7月27日 (火) 00時42分

sekiguchi yoshjto様
コメント有難うございます。私はアルバニアのポップスは初めて見たので、かなり新鮮でした。伝統色はしっかり残ってますね。
この暑さでばて気味ですが、元気にしております。ただ、ここ数年老眼が進んで、メインPCの解像度を1920から1600に下げざるを得なくなりました。更には方々に虫眼鏡を置いているような状態です。そんな訳で、ミクシも少々めんどくさい症?になっておりました(笑)

投稿: Homayun | 2010年7月27日 (火) 10時53分

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