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2010年8月10日 (火)

91年のブルガリア・ドキュメンタリー

ブルガリアの二日目です。20年近く前の、民主化から間もない頃の古いドキュメンタリーですが、素晴らしい内容でしたので、今日はこちらをまとめて上げておきます。歌詞の日本語字幕が有難いです。
合唱の生のままの素材のようなお婆ちゃん達の歌声がまず素晴らしいですが、ロマの熊使いが弾くガドゥルカの音色(4本目冒頭)、踊りのシーンでのバグパイプなど見所も多く、20年経った現在ではブルガリアでももう聞くことが難しくなってきている芸があるかも知れません。私は特にガドゥルカの豊かな音色と細かい音の動きに感激しました。
お婆ちゃんたちの素朴な歌を聴いて思うのは、独唱の場合特にロシアやウクライナの女性の独唱に近い風合いの歌声だという点です。とにかく黒海周辺には素晴らしい合唱が多く、西のブルガリア、東のグルジアが筆頭ですが、それに北のウクライナも忘れて欲しくない所で、2,3年前に当ブログでも取り上げました。是非併せてご覧下さい。
「ブルガリア」という名の元になったテュルク系のブルガール族(ヴォルガ中流域辺りが故地)以来の歌の伝統も、現在のロシアにあると思います。その辺の話は、大分前にウラル・アルタイ語族の話の辺りで何度か触れました。
このビデオの中では、スラヴ民族がいた所にアジア系のブルガールがやってきて~と解説されていますが、正確には古代のトラキア(印欧語族ですが系統は不明のようです。スラヴ、ラテン、ゲルマンの欧州三大印欧語族グループ以外であるのは確か)~南スラヴ~テュルク系ブルガール(支配層だったため少数のようです)の順でこの地に入ってきたようです。
そう言えば斉藤晴彦さん、この頃色々と出られてましたね。牟田さんのナレーションも懐かしいです。
残念ながら3本目が見当たらないのと、全て埋め込み禁止でした。

Music of Bulgaria 1/4

Music of Bulgaria 2/4

Music of Bulgaria 4/4

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投稿: taro | 2010年8月11日 (水) 09時30分

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