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2010年8月

2010年8月31日 (火)

ヴォルガ・ブルガール

今日で8月も終わりですが、依然として続く猛暑日と熱帯夜。例年なら「行く夏を惜しむ」ような気分になる晩夏の時期ですが、今年ばかりは「この無茶苦茶な暑さ、まだ続くんですか?」と問いたくなることしきり。サンバ・パレードが終わってしまったのにも似た(実はかなりサンバ好きでして)、去り行く夏のサウダーヂ感など今年は微塵もないですね(笑) 皆様の場所ではいかがでしょうか。
さて、ついにヴォルガ・ブルガールの番がやってきました。ブルガリアを見ていくには避けて通れないとも思っていて、個人的には関心の焦点でした。ハンガリーがウラル系民族にルーツがあるのと同じく、ブルガリアはテュルク系(トルコ系。更に大きいグループとしてはアルタイ系)ということになりますが、youtubeを見てみると、ブルガリアに内在する「アジア性」を探ろうみたいな映像が結構目立ちます。
トルコがアナトリアに先住していたビザンツ人を言語的にトルコ化したように、ブルガリアの場合もスラヴやトラキアの人々をブルガール化したのかと思いきや、ここでトルコと全く違うのは、先住していたスラヴ人の言葉(南スラヴ語の一つ、ブルガリア語)が勝利したことです。トルコも同じパターンになった場合は、公用語はギリシア語になっていたのかも。支配層のブルガール人はかなり少なかったからでしょうか、スラヴ人と混血~同化していったようです。現在では表面的に感じられる痕跡は国の名前「ブルガリア」だけに近いのかも知れませんが、そのルーツの一端がヴォルガ川周辺にあるという点には、限りない歴史のロマンを感じます。
ヴォルガ中流域はウラル・アルタイ系民族が今も多い所ですが、特にチュヴァシ人の話すチュヴァシ語は、テュルク諸語の中でもブルガール人の話していた言葉の特徴をよく残しているそうです。その辺りの話は大分前にも(ウラル・アルタイの時か?)触れましたので、併せてご参照下さい。
明日以降、ブルガールについてまとめながら、何かブルガリアの中に「アジア性」が見出せないか、探してみたいと思います。

Волжките българи/ Volga Bulgars

ヴォルガ・ブルガールの末裔、と解説にありますが、チュヴァシの映像でしょうか。

Dunabe Bulgarian Volga Bulgarian Caucasian Bulgarian FACE

ブルガリア人の風貌に残るアジアの面影、ということでしょうか? シャンソン歌手のシルヴィ・バルタン(彼女はブルガリア系)や大相撲の琴欧洲も出てきます。

The Volga Bulgarians

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2010年8月30日 (月)

トラキアの女声合唱

今日はトラキアの合唱を見てみますが、前に取り上げたヤンカ・ルプキナの出身地ストランザもトラキアに入るのではと思われます。ブルガリアン・ヴォイスにおけるトラキアらしさというのは、どういう面にあるのでしょうか。これはよく分かりませんが、ピリンの合唱よりも素朴な美しさに溢れているように聞こえます。
しかし、よりはっきりトラキアらしさが出ているのは、舞踊や先日のような独唱の方のような気がします。そこには長く続いたオスマン・トルコ支配の影響がより色濃く見えるように思います。

The MAGIC Of Bulgarian Voices & music - Trakia Ensemble - LIVE

Trakia Ensemble Djore Dos 1989

Bulgarian choral singing - Trio Bulgarka, Bisserov Sisters and Nadka Karadjova

トリオ・ブルガルカ(左端がヤンカ・ルプキナ)とナドカ・カラジョヴァの共演。カラジョヴァはピリン出身なのかどうか不明ですが、ブルガリア各地のトップ・ソリストの共演と言っていいでしょう。

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2010年8月29日 (日)

トラキアの音楽と踊り

Не казвай любеはトラキアの民謡でしたので、ここでトラキアの民族音楽を少し見てみます。トラキアはブルガリア南東部からトルコのヨーロッパ大陸側、ギリシア北東部にまたがる地方で、前にも書いた通りその名前は古代バルカンの民族トラキア(スラヴとブルガールが入ってくる前からいた先住民)から来ています。地図で見ると、トラキアはイスタンブールのすぐ傍まで含まれることが分かります。ブルガリアでは国土の3分の1ほどを占めているようです。ヤンカ・ルプキナが出たストランザもトラキアに含まれるのでは。
3カ国のトラキア、それぞれに特徴がありますが、今回はブルガリア側。

Тракийска ръченица

タイトルにはトラキースカ・ルチェニツァと書いてありますが、ルチェニツァというのが詳細不明。気になるところです。変拍子のホロですが、ステップが面白いです。速い7/8拍子(2+2+3)だと思います。(3拍子系のようで、最後が1拍長いパターン)ръченицаとはこのリズムのことでしょうか?

Bulgarian folklore from Trakia

Bulgarian Folklore - Thracian men dance

Bulgarian folklore.Trakia. Zajeni se..

少しポピュラー寄りの歌手も。

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2010年8月27日 (金)

Do not say "Goodnight" to me, sweetheart

こないだから惹かれ通しのНе казвай любе(Ne kazvai liube)という、もの悲しいトラキアの歌について、少し分かってきました。タイトルを英訳すると今日のタイトルのようになるようです。
ブルガリア語のНеはnotの意味で、ロシア語と同じ綴り、любеもロシア語のリューボフ(愛、恋愛、愛人等)と同根というのはすぐに見当が付きますが、казвайというのがロシア語からは類推が付きにくく、スカザーチ(言う)の後半に似てるなとは思っていました。(йは「私に」の意味の接尾辞では?)leka noshtは、ロシア語ならスパコーイナイ・ノーチで、これも「夜」の単語はほとんど一緒。ですので和訳すれば、「愛しい人よ、私に言わないで。お休みと」とでもできるでしょう。一本目に以下の通り歌詞の英訳もありました。
想像通り、恋人との悲しい別離の歌でしたが、歌詞には「神が私たちをお互い切り離した」と最後に出てきます。そこにペルシアの「葦笛の歌」のような神秘主義的な意味もあるのか、単に世俗的な恋愛の終わりを描いただけなのか、分かりませんが、ブルガリアは正教の国ですから、この歌詞内容には深い意味を持っているようにも推察できます。こういう歌が、民謡歌手以外にまで、こんなに広く歌われているのは興味深い事実です。

Ne kazvaj, ljube (Do not say "Goodnight" to me, sweetheart) translated lyrics in description

Българска фолклорна песен в изпълнение на Ваня Семерджиева. Bulgarian traditional song-singing Vanya Semerdzhieva. Lyrics in English:

Do not say goodnight sweetheart
Do not say goodnight sweetheart
Because when you say goodnight
In my heart you thrust a sharp knife
Because when you say goodnight
In my heart you thrust a sharp knife.

Today is Saturday sweetheart
Тomorrow is the day of Saint Sunday
Everyone will go to church
I intend to go to church too sweetheart
Go there and pray to God
The God who separated us from each other.

Български Народни Песни - Не казвай любе лека нощ

Desi slava & Konstantin-Ne kazvai liube leka nosht

デスィスラヴァが歌っている映像もありました。

Azis i Anelia-Nekazvai lube.flv

アズィスとアネリアのデュオも。

ne kazvai lube

ブルガリアの男が集うと、自然に出てくる歌なのでしょうか?(笑)

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2010年8月25日 (水)

ДЕСИСЛАВА

一昨日アップしたもう一人の歌手、デスィスラヴァを今日は見てみます。キリル文字のつづりは今日のタイトル通り。彼女や昨日のアネリアが歌っているポップス・ジャンルは、チャルガと呼ばれているようです。トルコ、ギリシア、ロマ音楽(ジプシー音楽)の影響を受けたポップフォーク音楽とのこと。この本格的な節回しは只事ではないなと思ったら、やはり幼い頃から民謡の研鑽を積んだ上でポップス界に出てきたようです。
所用のため明日はブログをお休みします m(_ _)m

The Magic Of Bulgarian Voices & Music - Radina mama dumashe - DesiSlava

これは明らかにブルガリアン・ヴォイス的な歌です。素晴らしい節に聞き惚れます。
DESISLAVA is one of the most popular music stars of Bulgaria and always loved by the public. She has an enormous musical talent and a great potential to perform in diverse music styles.
Her career started when she was very young. She won her first award when she was 14 and was already participating in juvenile competitions of folkloric music. Having in mind her autodidactic education, she was complimented for her natural talent and interpretational merit when singing authentic Bulgarian folkloric songs. After she became part of the famous orchestra Radnevo and being its main singer, she attracted the attention of Valkana Stoyanova, a well recognized folkloric singer, who gave her classes for several months and taught her the technique of autochthon singing.
from the singer with angel's voice bulgaria
In these initial years of her career, Desi, called by the music media the angel voice already achieved all the awards and prizes that an artist ever wants to win on a national level, and was awarded as the Artist of the Year and a several times winner in categories such as Album of the Year, Video clip of the Year and others The Mystery Of Bulgarian Voices - GRAMMY WINNER 1989 - 32nd Annual GRAMMY Awards. CATEGORY-Best Traditional Folk Recording. Producer-Marcel Cellier. Travelling with divine, magic music

DesiSlava feat. Melinda - Lale Li Si, Ziumbiul Li Si LIVE

こちらも民謡系のナンバー。

DesiSlava - Nejna dorga

サズも入ったオリエンタル・ビートのこういう曲がチャルガになるのでしょうか。

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2010年8月24日 (火)

アネリアの歌声

昨日の二人の歌手にはとても驚いたもので、少しブルガリアのポップ・シーンを見てみたいと思いますが、まずトラキアの素晴らしい歌を聞かせてくれたアネリアさんの方を。

Anelia - Pogledni me v ochite

Pogledni me v ochiteという曲のPVでしょうか。確かにポップスではありますが、メロディ・ラインには少し民謡色があると思います。

Anelia on the Slavi show (part five)

昨日のTVショーの続きです。ブルガリアのイコンを持ってしゃべっている内容も、分からないだけに、気になって仕方ないです(笑)

Anelia

こちらはオリエンタルなナンバー。トルコにまたがった地方ゆえのカラーでしょうか。しかし、前にも書きましたように、トラキアというのは、スラヴやブルガールが北から入ってくる前からバルカンにいた民族の名前でもあります。

Ne kazvai liube leka nosht *Live

昨日アネリアの歌唱でアップしましたНе казвай, любе, лека нощ(ネ・カズヴァイ・リュベ、レカ・ノーシ)をゲイの歌手Azisが歌っています。AzisはDesiSlavaとの映像も結構ありました。彼らにとってこの歌はどういう歌なのか、とても気になるところです。

Anelia - Не казвай любе Live

アネリアさん自身の同曲ライヴ映像もありました。
Anelia - Не казвай любе
Шоуто На Слави Live 2009

bTv

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2010年8月23日 (月)

ドブロジャとトラキアの節

ブルガリア東部のドブルジャとトラキア関係で見ていて、素晴らしい女性歌手二人を見つけてしまいました。正に「肺腑を衝くような」という形容がぴったりの、ゆったりしたフリーリズムの絶唱だと思いますが、いかがでしょうか。
最初の3本でドブルジャ民謡を歌っているのはDesiSlava(おそらくこれが名前だと思いますが)、後の2本でトラキア民謡「Ne kavai liube」を歌っているのはアネリアという歌手で、アネリアは有名なポップ・スターだそうですが、この一曲での陰影に富んだ節回しには何とも言えない魅力があります。
一般にブルガリアのポップスにはこんなに民謡色が残っているのか、私はよく知りませんが、彼女たちは日本で言えば奄美島唄における元ちとせのような存在なのでしょうか。ドブルジャとトラキアの節回しの微妙な違いも、実に味わい深いものがあります。

Bulgarian folklore song from Dobrudja. Lale li si...

Цеца - Кукавица в изпълнение на ДесиСлава

DesiSlava - lale li si zjumbjul li si Karaoke Saturday night

Bulgarian folklore from Trakia. Ne kavai liube 1

"Ne kazvai liube leka nosht". It's slowly song from Trakia!

Pogledni me v ochite - Anelia on the Slavi show (part two)

See more on www.bluebulgaria.com. Anelia is one of Bulgaria's most famous pop stars. This is the second part of her twenty minutes appearance on the Slavi show, Bulgaria's premier talk show.

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2010年8月22日 (日)

ドブロジャの女性歌手

ブルガリアの地方別女性歌手の続きですが、北東部のドブロジャ地方の映像が結構目立ちます。ドブロジャに来ると、独唱よりもアンサンブルをバックにした演奏で、ルーマニア南部のワラキアの音楽との近さが感じられるように思います。
トラキアがブルガリアとトルコにまたがっているのと同様に、ドブロジャはルーマニアとブルガリアにまたがった地方のようですが、どうやら「ドブロジャ」と言うのはルーマニア側での呼称で、ブルガリアではドブルジャが一般的なようです。ルーマニアではドナウ川デルタ地帯を、Dobrogea地方と呼びます。ドラキュラ映画に出てきた黒海岸の港町ヴァルナや(ここがドブルジャに入るのかどうか不明ですが)、大昔にルーマニア映画で見たドナウ・デルタの風景が目に浮かぶような旋律です。

ЕВА ГЕОРГИЕВА- МАРИ ТУДОРО

ドブロジャの女性歌手エヴァ・ゲオルギエヴァの独唱。A SONG FROM DOBRUDJA REGION OF BULGARIA

EVA GEORGIEVA-Sedyankata'y na razvala.wmv

BULGARIAN FOLK SONG FORM DOBRUDJA REGION OF BULGARIA(NORTH-EAST)

GALINA DURMUSHLIYSKA-YANKA MAMA SI DUMASHE

北東部のドブロジャ地方の歌手ガリーナ・ドゥルムシュリースカの独唱。A traditional bulgarian song form north-east Bulgaria ,dobrudja region

Галина Дурмушлийска - Мари бульо/ Galina Durmushliyska - Mari Bulyo

Bulgarian folklore from Dobrudja region, Bulgaria/ Folclor bulgăresc din regiunea Dobrudja (Dobrogea), Bulgaria

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2010年8月20日 (金)

Сестра брата кани на вечера

ブルガリアの地方別女性歌手で見ていて出てきた歌です。マケドニアらしい変拍子と、どちらかと言えば南国的な感じのムード。ギリシアの音楽も近しく感じてきます。その共存がなかなか面白い曲です。いわゆるブルガリアン・ヴォイスと同じ国の歌とは思えないほどかも知れません。СЕСТРА=Sister、БРАТО=Brother、ВЕЧЕРА=Evening

РОЗА ЦВЕТКОВА -СЕСТРА КАНИ БРАТО НА ВЕЧЕРА

解説によるとРОЗА ЦВЕТКОВА(ローザ・ツヴェートコヴァ)さんの歌っているのはピリン~マケドニア地方の歌とのこと。緩やかながらこの変拍子にはマケドニアらしさが出ているように思います。スィストラ・カニ・ブラート・ナ・ヴェチェラの、КАНИ(カニ)というのが不明ですが、ロシア語から類推すれば「夕べの妹と兄」とでも訳せるでしょうか? 同じスラヴ系の言葉ですから、かなりそっくりな部分が多いように思います。 A SONG FORM PIRIN MACEDONIA REGION OF BULGARIA

Гуна Иванова "Сестра брата кани на вечера"

同じ曲をグナ・イヴァノヴァさんが歌っていますが、メロディが少し違います。

Български Народни Песни - Сестра брата кани

ポピュラーな歌なのでしょうか。かなりyoutubeが出てきます。タイトルには、ブルガルスキ・ナロードニ・ペスニ(ブルガリア民謡) スィストラー・ブラータ・カーニとあります。

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2010年8月19日 (木)

Надка Караджоваの歌声

ブルガリアの民謡は、ストランザ(黒海の沿海部)、ピリン(南西部)、ドブロジャ(北東部)、トラキア(南東部)などの各地方によって特色があるようです。13日のヤンカ・ルプキナがストランザ出身ということでしたので、これから数日、他の地方から何人か見てみようかと思います。
Надка Караджова(ナドカ・カラジョヴァ)は、ビクターJVCのシリーズ「ブルガリアン・ポリフォニー(3)」にも参加していた女性歌手ですから、耳馴染みの方も多いのでは。彼女は、ブルガリアン・ヴォイスを一躍有名にした立役者フィリップ・クーテフのアンサンブルのトップ・ソリストだったそうです。(書き忘れていましたが、今回のブルガリア・シリーズ初回の9日の動画もクーテフのアンサンブルでした)この人の名前、ナダカ・カラジョバと書かれることが多いようですが、母音が入ってないので、ナドカの方が近いように思います。
一本目にはA traditional bulgarian song form the west-thracian plane ,region of pazardjikとありますので、pazardjik地方の西トラキア平原の民謡になるようですが、2本目は地方は不明。上記盤で共演しているビスロフ・シスターズは、ピリン地方出身ですから、カラジョヴァもそうなのかも知れません。
ブルガリアでは、一人の民謡歌手が色々な地方の歌を歌うということは多いのでしょうか。日本でもよくありますが、日本の場合、それぞれの地場の歌手にはやはり敵わないと思います。
今日の2本、個人的な好みでは2曲目のСтара планино(Stara Planino.)です。心に沁み入る良いメロディです。

NADKA KARADJOVA-DVE SA MOMI MUMOVALE

Надка Караджова - Планино, Стара планино

Bulgarian folk song Planino, Stara Planino. Singer: Nadka Karadjova.
Bulharská lidová píseň Planino, Stara planino v podání Nadky Karadžové.
Страхотно изпълнение на една страхотна песен! :)

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2010年8月18日 (水)

バルトークのピアノ曲

お盆休みから戻ったらブルガリア各地の女性歌手シリーズを・・・と書いておきながら、少々脱線しています。今日の伊予はこの夏一番の暑さで、宇和島では38度に達したようです。クーラーの中で涼しい格好してるから風邪気味になったのか、熱中症の初期症状なのか、どちらか分かりませんが、頭が痛くてブログもちゃんと書けなさそうなので、昨日に続いてバルトーク作品で行きますが、作曲者自身の自作自演をアップしておきます。バルトークの理知的かつ民族色溢れるピアノ曲は、この酷暑の中でも心地よく響くと思いますが、いかがでしょう。

Bartók plays Bartók Mikrokosmos VI (excerpts, rec. 1940)

ミクロコスモスのラストを飾る「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」

Bartók plays 15 Hungarian Peasant Songs No. 7-10, 12, 14-15

例のミシェル・ベロフのLPにも入ってた「15のハンガリー農民歌」から。

Béla Bartók at the piano Rumanian Folk Dances

彼の全作品中でも最も有名な「6つのルーマニア民族舞曲」の自作自演のようです。

Béla BARTÓK: Romanian Folk Dances No. 1, Sz. 56

「6つのルーマニア民族舞曲」から冒頭の曲。Cubusの演奏とあります。

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2010年8月17日 (火)

バルトークのミクロコスモスから

20世紀ハンガリーの大作曲家ベラ・バルトークの音楽は、ハンガリーとルーマニアの民族音楽においては特に重要ですが、バルカンの音楽を見ていく上でも避けて通れないものだと思います。実は筆者にとって彼の音楽は民族音楽事始になった音楽でした。モントリオール五輪でコマネチがルーマニアの民族音楽を使った1976年のことですが、ちょうどミシェル・ベロフのバルトーク・ピアノ作品のLPが出た頃で、両方の音楽に非常に惹かれまして、これをきっかけに東欧の音楽に興味を持ち、クラシックと平行して聞き始めた民族音楽においては徐々に東進して行った訳ですが、今でも大事なルーツとして心に残っています。その後、個人的にユダヤの音楽に興味を持ったりしたのも、その下地があってのことでした。
ですので、今後ブルガリア、ルーマニア、ハンガリーと、バルカンを北上するに連れて、バルトークの諸作品を引き合いに出すことも増えそうに思います。そんなバルトークが書いた傑作ミクロコスモスは、ピアノの初学者でも弾けそうな曲から徐々に難度が増し、最後を飾るこの「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」でピークに達します。ベロフの演奏があったら良かったのですが、youtubeはなさそうです。2本目に、少しでも比較サンプルになりそうな実際のブルガリア民族舞踊を上げておきます。
ミシェル・ベロフの例のアルバムの収録曲は以下の通り (CD化されていたかも知れません)。
ソナタ1926、戸外にて、6つのルーマニア民族舞曲、15のハンガリー農民歌、6つのブルガリア舞曲(ミクロコスモス第6巻より)

Paul Orgel - Bartok, Six Dances

Bulgarian Folk Dancing : Ruchenitza Bulgarian Folk Dance With Music

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2010年8月13日 (金)

Янка Рупкина讃

今日は地方別女性歌手特集にしようかと思っていましたが、昨日のヤンカ・ルプキナ(Янка Рупкина)さんの歌唱、他にもかなりありまして、どれも非常に素晴らしいのでまとめて上げておきます。美しい銀髪の彼女も今ではすっかりお婆ちゃんのようですが、その素晴らしい歌声は勿論、優しく気品溢れる容姿からも、ブルガリアのディーヴァと言って過言ではないでしょう。
地方別民謡はまた後日ということで。他にも楽器編、バルトークのミクロコスモスのフィナーレ絡み、セファルディー民謡、ヴォルガ・ブルガール関係なども予定しています。
数日前に書きましたように、14,15,16の5日間はブログをお休みします。m(_ _)m
ブルガリアン・ヴォイスの真髄とも言えるヤンカさんの歌声を、ごゆっくりご堪能ください。

Yanka Rupkina Ivo Papazov Altun Mara 1989

ブルガリアのクラリネット名手、イヴォ・パパソフとの共演。

Yanka Rupkina Djore Dos

Yanka Rupkina teaches this traditional Bulgarian folk song to Hank Wangford back in 1989.

YANKA RUPKINA-Slanceto trepti zahoda

Янка Рупкина - Калиманку денку

Yanka Rupkina and Theodosii Spassov Lalitsa

こういうカヴァルだけの伴奏の無拍の歌は、日本の追分などと比較してしまいます。追分では伴奏は尺八です。

Янка Рупкина - Станиното лице / Yanka Rupkina - Staninoto lice

Yanka Rupkina- Mari Stanko

Yanka Rupkina and Tal Kravitz / Янка Рупкина и Тал Кравиц

後半タル・クラヴィッツのダンベク?伴奏で歌っているのはセファルディーの民謡でしょう。ブルガリアにはセファルディー民謡が色々残っていましたから。

Янка Рупкина - народна певица

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2010年8月12日 (木)

Yanka Rupkinaの独唱

昨日のトリオ・ブルガルカの一人Yanka Rupkinaの独唱で、Oh, Maraという曲です。昨日の映像の左の人でしょうか。追分のようにこぶしを回す歌い方は日本人の耳にも郷愁を呼び起こすように思いますが、いかがでしょうか。この映像の絶景(しかしこれはブルガリアではなく南米のギアナ高地では?)ともども大変に素晴らしい一本です。
解説に、Trio Bulgarka comprises Yanka Rupkina from Strandja, Stoyanka Boneva from Pirin and Eva Georgieva from Dobroudja.とありました。ストランザ(黒海の沿海部)、ピリン(南西部)、ドブロジャ(北東部)の3地方のメンバーから成っていて、そのブレンドがユニークさを生んでいるとのこと。ピリンはブルガリアン・ヴォイス発祥の地と言われている地方で、今日はピリンで検索してみました。
解説に以下のような彼女の参加したディスコグラフィがありました。ケイト・ブッシュとの共演もあったとは。

Yanka Rupkina appears on:
- Various Artists -- "Music of Bulgaria: Balkana" (1987)
- Trio Bulgarka - "Forest Is Crying" (1988)
- Kate Bush - "Sensual world" (1989)
- Various Artists -- "Voices [MCA]" (1990)
- Various Artists -- "Voices [Hannibal]" (1991)
- Kate Bush - "The Red Shoes" (1993)
- Various Artists -- "Heimatklange, Vol. 1" (1994)
- Various Artists -- "Vocal Traditions of Bulgaria" (1995)
- Leftfield - "Leftism" (1995)
- Merl Saunders - "Fiesta Amazonica" (1998)
- Various Artists -- "Female Factory: Live at the Royal..." (2001)
- Various Artists -- "World Connection (2001)
- Lara Croft: Tomb Raider - "Music From The Motion Picture" (2001)
- Trans-Global Underground - "Impossible Broadcasting" (2004)
- Yanka Rupkina -- "Keranka" (2005)

The MAGIC Of Bulgarian Voices & Music - Yanka Rupkina - Oh, Mara (Gold collection)

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2010年8月11日 (水)

トリオと3本目 ロシアの地声合唱も

ブルガリアの合唱がどういう音の組み合わせになってるのか、昨日のシリーズの3本目にその肝の部分が少し出てきました。併せて3重唱を二本上げておきますが、これなど見ると、どういう割り振りになってるのか少し見えてくるように思います。一緒に地声のロシアの合唱を二本上げておきました。このように、いわゆる「ロシア民謡」のイメージとは大いに異なる地声の合唱が存在し、発声などにおいてブルガリアのコーラスに似ている所が多いのは、一目瞭然だと思います。
上記の3本目は昨日何故かすぐに分かる所にリンクがなかったのですが、taroさんから教えていただきました。いつも有難うございます。m(_ _)m

Music of Bulgaria 3/4
昨日アップした91年のドキュメンタリーの3本目。こちらも埋め込み禁止でした。女性コーラスの現場だけでなく、ガイダ(ブルガリアのバグパイプ)のデモ演奏など、大変に興味深い映像です。ガイダのドローンの低音は、間近で聞くと腹に響くような強烈な音だそうです。

The MAGIC Of Bulgarian Voices & Music Tragnala e malka Moma LIVE Trio Bulgarka (Gold collection)

Acappella Folk Song by "Bulgarka"

昔トリオ・ブルガルカのCDも現地のBalkantonかGega辺りから出ていたように思います。しかし凄い声です。

Как во садике во зеленыим

ロシアの合唱のサンプルとして

Sirin, "Когда молод был"

こちらはタルコフスキーの映画「ノスタルジア」でモノローグのように歌われていた民謡に似た曲です。スラヴの歌には似たところが多分にあると思いますが、いかがでしょうか。

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2010年8月10日 (火)

91年のブルガリア・ドキュメンタリー

ブルガリアの二日目です。20年近く前の、民主化から間もない頃の古いドキュメンタリーですが、素晴らしい内容でしたので、今日はこちらをまとめて上げておきます。歌詞の日本語字幕が有難いです。
合唱の生のままの素材のようなお婆ちゃん達の歌声がまず素晴らしいですが、ロマの熊使いが弾くガドゥルカの音色(4本目冒頭)、踊りのシーンでのバグパイプなど見所も多く、20年経った現在ではブルガリアでももう聞くことが難しくなってきている芸があるかも知れません。私は特にガドゥルカの豊かな音色と細かい音の動きに感激しました。
お婆ちゃんたちの素朴な歌を聴いて思うのは、独唱の場合特にロシアやウクライナの女性の独唱に近い風合いの歌声だという点です。とにかく黒海周辺には素晴らしい合唱が多く、西のブルガリア、東のグルジアが筆頭ですが、それに北のウクライナも忘れて欲しくない所で、2,3年前に当ブログでも取り上げました。是非併せてご覧下さい。
「ブルガリア」という名の元になったテュルク系のブルガール族(ヴォルガ中流域辺りが故地)以来の歌の伝統も、現在のロシアにあると思います。その辺の話は、大分前にウラル・アルタイ語族の話の辺りで何度か触れました。
このビデオの中では、スラヴ民族がいた所にアジア系のブルガールがやってきて~と解説されていますが、正確には古代のトラキア(印欧語族ですが系統は不明のようです。スラヴ、ラテン、ゲルマンの欧州三大印欧語族グループ以外であるのは確か)~南スラヴ~テュルク系ブルガール(支配層だったため少数のようです)の順でこの地に入ってきたようです。
そう言えば斉藤晴彦さん、この頃色々と出られてましたね。牟田さんのナレーションも懐かしいです。
残念ながら3本目が見当たらないのと、全て埋め込み禁止でした。

Music of Bulgaria 1/4

Music of Bulgaria 2/4

Music of Bulgaria 4/4

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2010年8月 9日 (月)

ブルガリアン・ヴォイス

そろそろバルカンで移動しようと思っていて、アルバニアの東隣のマケドニアにしようかとも考えていましたが、先日是非ブルガリアを、とのリクエストがありましたので、ブルガリアでしばらく回ってみます。
ブルガリアン・ヴォイスと言えば、80年代半ば頃のワールド・ミュージック・ブームを牽引した音楽として余りに有名です。他にはイスラエル(イエメン系ユダヤ)のオフラ・ハザ、パキスタンのヌスラット・ファテ・アリ・ハーン辺りが当時のムーヴメントの中心だったことは、皆様よくご存知の通りでしょう。
ブルガリアの合唱は、バルカン音楽らしい哀感に富んだメロディを、不協和音や変拍子が特徴的に彩り、そのポリフォニックな響きは初めて聞く人の耳を捉えて離さなかったと思います。私がこの合唱を聞いたのは80年代前半の日本のグループ、芸能山城組のLPが最初だったと記憶しています。その後、当時個人的にはまっていたニューウェーヴ音楽(4ADならバウハウス)のレーベルの一つ、4ADからブルガリアン・ヴォイスが登場したり、バルカン音楽などを演奏する3ムスタファズ3の活躍など、それまで馴染んでいたそちらの畑から色々エスニック志向の動き出てきて、少なからず驚いたものです(笑) しかし、その後ブルガリアン・ヴォイスの理解において各論まで入ったのかどうか、少々疑問を持っていました。各論に入るには言葉の壁がありますが、今回少しでも分け入ることができたらと思います。
昨今でブルガリアと言えば、やはり大相撲の琴欧洲の活躍でしょうか。ファンの一人としては嬉しい限りですが、少々寂しい思いはぬぐえません。

The MAGIC Of Bulgarian Voices & Music - Malka Moma / Little girl - LIVE (Gold collection)

導入で、まず一本こちらをどうぞ。

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2010年8月 6日 (金)

ラフタとコビュズ、ラバーバ

アルバニアの一弦フィドル、ラフタのもっと良好な映像がありました。これなら奏法がじっくりと確認できます。ラフタの映像2本の後に、例のカザフのコビュズとクウェートのラバーバも併せて上げておきます。ラウシャン・オラズバエヴァの弾く「白鳥の歌」は、大分前に中央アジア枠でアップしたように思います。ラバーバもいくつかアラブ枠で上げました。しかし、女流名人オラズバエヴァの芸はやっぱりいつ聞いても凄いです。
こうして比べてみると、音域の狭さ、音階などの面で、コビュズよりもアラブのベドウィンの弾くラバーバの方に近い印象を持ちました。ラフタは指の腹で弦を押さえるとは聞いていましたが、指が伸びた状態で、第2関節より元の方で触れるように押さえ、棹から浮いた状態で発音していますが、何とも不思議な奏法です。そして弾き語られる語り歌(多くは英雄叙事詩とのこと)は、あのポリフォニーとは異なり、ほとんど中東的な印象です。
ブログ夏休みの予告です。今月7,8,14,15,16の5日間はブログをお休みします。
m(_ _)m

 

LAHUTA E RUGOVES - ISE ELEZI RTV 21 2.mpg

Lahut - [www.albatune.com]

shamanistic music Kazahstan

kuwaiti rababa

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2010年8月 5日 (木)

LahutaとLavta

昨日ないと思っていた擦弦楽器ラフタの映像が見つかりました。綴りが違っていてLahutaと書くようです。世界民族音楽体系(ビクター)の解説で判明しました。昨日アップしたLavtaは、いかにもラウードやリュートを連想させる名前で、その元をたどればウードにアラビア語の冠詞を付けたアル・ウードに由来している訳ですが、ラフタはどうなのでしょうか。hが付くことで、何か座りが悪く感じられます(笑) 
Lavtaは構造的にはウードとタンブール系の相の子とも取れる楽器で、ウードのような洋梨型の胴に長めの棹が付いています。Lahutaは丸い胴をしている点では似ていますが、擦弦で弦の数は何と一本だけ。弦の数の少なさや、シャーマニックにすら聞こえそうなその音色、吟遊詩人に愛奏されてきたという点では、カザフのコビュズ(弦は2本)に似たイメージを覚えます。
上記の伊東一郎氏の解説によると、Lahutaはアルバニアの英雄叙事詩の伴奏に用いられる楽器で、隣国セルビアやモンテネグロのグスレに対応する、とあります。楽器の見た目はアラブ的な面も見せながら、そのルーツはスラヴの語りに近いものがあると言えるでしょうか。しかし、出ている音は相当に中東的でもあると思います。

Lahuta

Nikolle Nikprelaj - Lahuta

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2010年8月 4日 (水)

ラフタのタクシーム

アルバニアの楽器ラフタの映像をと思って探してみましたが、擦弦ではなく撥弦の方ばかりで、いずれもジャンル的にはトルコ音楽になると思います。渋い擦弦ラフタの弾き語りなどは、さすがにyoutubeにもないみたいです。猛暑で昨晩は3時間しか寝られず、猛烈に眠たいので、今日はこれらを上げておきます。m(_ _)m ウードに似ていますが、フレットが付いているのが特徴で(トルコ音楽の微分音を表現する幅になっていますが)、ルーマニアのコブサなども兄弟楽器になるのだろうと思います。
7月の内は、8月に入ったらインド音楽シリーズでもやってみようかと思っていましたが、余りの暑さにめげまして(笑)、少しでも涼しい?イメージのバルカンの音楽で行こうと思います。

Lavta

[Calgi Atölyesi] Lavta

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2010年8月 3日 (火)

Albanian Polyphony 4

アルバニアのポリフォニーの第4回です。何度も取り上げるほど、この合唱は素晴らしいものがあります。
今日の古老の画像を見て、びびっと来ました(笑)が、それは大正解でした。これまでで一番良いと思います。古老の名前はIsmail Bej Vlora [1844-1919]。イスマイル・ベイ・ヴロラと発音するのでしょうか。近代アルバニア建国の父とも呼べる人で、Ismail Bej Vlora(イスマイル・ケマリとも)に因んだ歌のようです。国の長を讃える歌も、あの幽玄なコーラスとは。
徐々にピッチ(音高)が上がっていくように聞こえますが、スーフィー的な内容を含むのでしょうか。言うまでもなく、アルバニアはヨーロッパでほとんど唯一イスラム教徒が大多数を占めている国ですから。

Cili je ti more burre?! (Ismail Bej Vlora)

Ismail Qemali dhe Isa Boletini ne Londer-Grupi i Tragjazit

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2010年8月 2日 (月)

アルバニアの踊り (本国、コソヴォ、アルベレシュ)

今日はアルバニアの踊りを見てみますが、アルバニア本国だけでなく、アルバニア系住民が多いことで知られるコソヴォ、南イタリアのアルバニア系のアルベレシュを取り上げてみました。コソヴォとアルベレシュが同じAlbanianVideo.comの映像というところが面白いです。バルカンのコロ的な面もやはり目立つように思いますが、アルベレシュでは元のバルカン色に加えて、イタリア化したところが共存していて興味深いです。ビザンツやオスマンの支配下で、バルカンを離れたグループの末裔のようですが、何で南スラヴではなく、アルバニア系が南イタリアやシチリアにまで離散したのか、不思議です。youtubeでも、またもやアルベレシュ関係の映像が沢山出てきて驚きました。

Albanian Folk Dance Festa e Madhe e Shqiperise

Suite Vallesh Kosovare

Valle Arbereshe

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2010年8月 1日 (日)

アルバニア歌謡

今日は先日合唱を色々見ていて見つけた映像です。これらはジャンル的にはアルバニアの歌謡曲になるのでしょうか。80年代のまだ共産主義時代の映像で、こういうタイプの歌があったとは、ある意味ポリフォニーよりも衝撃的でした(笑) 当時のアイドル歌手になるのでしょうか。イタリアのカンツォーネの影響も若干見えるようにも思いますが、もっと素朴で何とも不思議な印象を覚えます。

Festivali-1983 pjesa -1

Festivali-1983 pjesa -4

Festivali-1983 pjesa -9

この男性、どこかで見たような気が。どこかのポリフォニー・グループでしょうか?(笑)

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