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2010年8月17日 (火)

バルトークのミクロコスモスから

20世紀ハンガリーの大作曲家ベラ・バルトークの音楽は、ハンガリーとルーマニアの民族音楽においては特に重要ですが、バルカンの音楽を見ていく上でも避けて通れないものだと思います。実は筆者にとって彼の音楽は民族音楽事始になった音楽でした。モントリオール五輪でコマネチがルーマニアの民族音楽を使った1976年のことですが、ちょうどミシェル・ベロフのバルトーク・ピアノ作品のLPが出た頃で、両方の音楽に非常に惹かれまして、これをきっかけに東欧の音楽に興味を持ち、クラシックと平行して聞き始めた民族音楽においては徐々に東進して行った訳ですが、今でも大事なルーツとして心に残っています。その後、個人的にユダヤの音楽に興味を持ったりしたのも、その下地があってのことでした。
ですので、今後ブルガリア、ルーマニア、ハンガリーと、バルカンを北上するに連れて、バルトークの諸作品を引き合いに出すことも増えそうに思います。そんなバルトークが書いた傑作ミクロコスモスは、ピアノの初学者でも弾けそうな曲から徐々に難度が増し、最後を飾るこの「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」でピークに達します。ベロフの演奏があったら良かったのですが、youtubeはなさそうです。2本目に、少しでも比較サンプルになりそうな実際のブルガリア民族舞踊を上げておきます。
ミシェル・ベロフの例のアルバムの収録曲は以下の通り (CD化されていたかも知れません)。
ソナタ1926、戸外にて、6つのルーマニア民族舞曲、15のハンガリー農民歌、6つのブルガリア舞曲(ミクロコスモス第6巻より)

Paul Orgel - Bartok, Six Dances

Bulgarian Folk Dancing : Ruchenitza Bulgarian Folk Dance With Music

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