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2010年10月15日 (金)

セルビアとコソヴォの笛

昨日の一本目のようなスタイルはスーフィー的な背景があるからではと思っていましたが、やはりコソヴォはボスニアと並んでその中心のようです。(最後にジクルをアップしました)
弦楽器に中東の影響の見える楽器があるように、管楽器にも似通った笛があります。それは、前にアルバニアの時にアップしたカヴァルですが、今日はセルビアの笛と合わせて上げておきます。中東のネイに近い音色のカヴァルと、ルーマニアのパンパイプ(ナイ)とも似た音の動きをする縦笛フルーラなど、はっきりと宗教文化によって分かれているようです。カヴァルは細かい揺りの中に詫び寂びのような東洋的な情感も表現しているのに対し、フルーラはいかにも東欧的な憂愁を速いテンポの中でも表現する、いかにもバルカン的な笛です。

Arapsko Kokonješte



セルビアの笛だと思いますが、フルーラと呼ばれているようです。この人の演奏、大変に素晴らしいです。歌口をくわえる角度が独特で、どうなってるのか気になります。

Narodno Kolo - Kolubarski vez - Frula ( Uzivo )



上の独奏は旋律的にルーマニア南部のワラキアの音楽にも似たところがありますが、こちらのようなマーチ的なスタイルになるとセルビア~バルカン色が濃くなるように思います。

Serbian Okarina



こちらのオカリナ独奏もなかなか。

Kosovo song - Marije, bela Marije - played with kaval



アルバニアの時にアップしましたが、再登場。カヴァルによるコソヴォの歌。

Frula Duet



同じ奏者と少年のフルーラ・デュエット。

Rifai dervishes 1



コソヴォのジクル。

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コメント

「東欧的な憂愁を速いテンポの中でも表現する、いかにもバルカン的」
なんですね。

なんとなく、だんだんわかってきました。

投稿: 百本 | 2011年2月17日 (木) 22時06分

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