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2010年11月28日 (日)

ゴラン・ブレゴヴィッチ

ボスニアの首都サラエヴォ出身の音楽家、二人目はゴラン・ブレゴヴィッチ。私が最初に彼の音楽を聞いたのは89年頃で、その盤とはクストリッツァ監督の映画「ジプシーの時」のサントラでした。あの頃はまだユーゴが混乱に陥る直前で、当時はこの国の民族音楽のLPやCDはほとんどなかったと思います。「お、ユーゴの音楽家なんて珍しいな」と思ったりしたものです。その後、00年のタラフ・ドゥ・ハイドゥークスの来日前後から盛り上がったロマ音楽ブーム辺りからは一気にユーゴ音源も増えました。(cf.旧ユーゴの音楽
この頃でしょうか、95年のクストリッツァ監督の映画「アンダーグラウンド」が大ヒット。ユーゴの内戦から収束の時期と重なるように、注目度がアップしていたように思います。では9・11後はどうでしょうか。バルカンから中東に注目の軸が移ったように思います。現在は?・・と言うと、最近きなくさい東アジアの方にはまだ向いていないようですが(笑)。このようにどうも政治情勢とワールドミュージックの人気動向は関係があるようにも思います。硝煙の匂いに惑わされることなく民族のルーツを探る、そういう方向性で当ブログは今後もやっていきます。

Kalashnikov



カラシニコフは、アンダーグラウンドの中で一番のヒット・チューンでしょう。このやぶれかぶれのようなブラスの強烈な響きのかっこよさは衝撃でした。

Goran Bregovic - Mesecina



同じく映画アンダーグラウンドからメッセチーナの実演。

Goran Bregovic - Kustino Oro



「ジプシーの時」からクスティノ・オロ。このようにバルカンの民族音楽を完全に血肉化している彼の音楽は魅力的でした。

EDERLEZİ - GORAN BREGOVİC



そして、何と言ってもこのエデルレズィです。「ジプシーの時」に入っていましたが、バルカン・ロマのアンセムと言われた感動的な歌です。

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