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2010年11月 4日 (木)

グチャのブラス

セルビアの音楽と言えば、やはりブラスは絶対避けて通れません。セルビア南部のグーチャという村で、毎年5万人もの人が集まる世界最大のブラス・バンド・フェスティヴァルが開催されていて、Network Medienから秀逸な編集盤が生まれています。面白い形のバリトンが目を引きます。音はエネルギッシュさの一方、どこか懐かしげな響きもあり、これはオスマン帝国時代の軍楽の影響を受けていることから来ているのでしょうか。そこにスラヴとジプシーの音楽の憂愁が混ざり、遠い日本の我々の耳にもストレートに入ってくるものが確かにあります。
しかし、チトーの時代にはユーゴの音楽というのは謎に包まれていましたが(当時の音源は数えるほどしか知りません。先日の「ヴァンパイアを追い払う音楽」はその数少ない一つでした)、クストリッツァ~ブレゴヴィチ・コンビの映画「アンダーグラウンド」の大ヒット辺りから一気に火が点き、今ではワールドミュージックで最も活況を呈している地域の一つではないでしょうか。

Serbia In Your Pocket - Guča Trumpet Madness

Gucha GUCA Suknjica

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