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2011年1月31日 (月)

サースチャーヴァーシュ・バンドとポリフォニー

現在はルーマニア領のエルデーイ(トランシルヴァニア)でしばらく見ていますが、今日はエルデーイのベテラン・ロマ・グループの一つ、サースチャーヴァーシュ・バンドと、この900人ほどの寒村独自のコーラスを。サースチャーヴァーシュ・バンドはLive in Chicago他数枚CDがありましたが、メンバーのチャーニ・シャーンドルには、ゼルクラとの共演盤もありました。トランシルヴァニアのハンガリー人、ルーマニア人、ザクセン人(ドイツ系移民)と、異なる民族のために演奏してきたプロ集団の芸の迫力と柔軟性を感じます。

Szászcsávás Band (1994?)

Szászcsávás Band - Szekely verbunk -



サースチャーヴァーシュがセーケイにあるのかどうか不明ですが、タイトルには「セーケイのヴェルブンク」とあります。

Szászcsávás Band 2 ('Csávás 2010)



若手世代の荒削りな演奏も。

Szászcsávás énekesek



これはサースチャーヴァーシュ・バンドではなく、サースチャーヴァーシュ村の多声コーラス(ポリフォニー)。こんな音楽があるとは驚き。トランシルヴァニアではここだけで聞かれるようです。

Szászcsávás sings "a cappella"

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