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2011年1月 7日 (金)

松井須磨子の歌声

今年の松の内邦楽は今日までにしますが、最後に松井須磨子の歌声で締めましょうか。カチューシャの唄や、ゴンドラの唄などで有名な人で、それらの曲は演歌師の中心的なレパートリーにもなっていたようです。女優・松井須磨子(1886-1919)の歌声はコロムビアの音源に何曲か残されていて、何度かSP復刻音源で登場しました。大体が無伴奏で、一聴ぶっきらぼうとも思える歌い方ですが、何とも言えないオーラがあるのも確かで、この人の音源を探し出した時は宝物を見つけたような気持ちになったものです。そんな「日本初の歌う女優」の歌声までも、youtubeではSPが回る映像と一緒に聞けるようになっています。
昨日の続報になりますが、診察結果は、風邪から来る気管支炎でした。養生は必要ですが、インフルでなくて一安心でした。

復活(カチューシャの唄)松井須磨子

さすらいの唄  芸術座劇(生ける屍)  松井須磨子

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