ムジカーシュのエルデーイ音楽
昨日はバルトーク関係のムジカーシュの演奏を見ましたが、今日は他の映像で特徴的なところを拾ってみました。ハンガリー・トラッドで一番有名なグループですから、youtubeも500近くあります。これまで見てきたように、ジメシュもカロタセグも、エルデーイのハンガリー文化の中心地で、ムジカーシュの演奏はやはりエルデーイが多いようですが、サトゥマール関係などもあったら見てみたいものです。
Gyimesi népzene - Muzsikás, Szentendre, 2009. aug. 8.
近年は彼らのジュニア世代のイフユ・ムジカーシュ程には定期的に活動してないようですが、これは09年ですから最近の映像です。ガルドン伴奏のジメシュ民族音楽ということですが、冒頭ラコッツィー行進曲の一節から始まります。この演奏、シポシュ・ミハーイ氏のフィドルの音がいつにも増して美しく聞こえます。いつも思うことですが、彼はちょっと大泉滉に雰囲気が似てるような(笑)
Muzsikas with fantastic violinist "Neti" : Kalotaszeg music -1
2月10日にアップしましたカロタセグのロマのフィドル名人フォドル・シャーンドル(ニックネームはネッティ)との共演。こちらが一本目。ムジカーシュもネッティなどエルデーイの名人の模倣から入ったのだと思いますから、師匠と弟子の共演と言えるのかも。
Muzsikás együttes - Kalotaszegi legényes
ムジカーシュの演奏するカロタセグ音楽。
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