« 会津磐梯山 | トップページ | 江差追分 »

2011年3月28日 (月)

お立ち酒

今日は宮城の民謡で、婚礼などの祝いの席の終わりに唄われる、お立ち酒。これも印象的な唄です。追分節の文句も転用されて歌われ、別れの気分を盛り上げていますが、嫁ぐ娘を送る父の涙を連想させるような哀愁を感じさせます。お立ち酒とは祝儀のしめくくりの別れ酒で、2本目の解説にあるように、「嫁いだ嫁が、二度と実家へ戻ってくることがないようにと、嫁方の人たちと花嫁が縁切りをする儀式で、大きな茶碗に冷酒を注いで­、客はそれを飲み干すと、その茶碗を地面へ叩きつけて帰ってしまう」のが本式だそうです。曲の感じから、江戸時代末期の流行歌という説もあります。

お立ち酒 大塚有朗

お立ち酒 宮城県民謡 民謡の名曲集



一、おまえお立ちか お名残惜しい 名残り情の くくみ酒

二、今日の目出度い 花嫁すがた 親も見とれて うれし泣き

三、またも来るから 身を大切に はやり風邪など ひかぬように

四、今日は日もよし 天気もよいし 七福神の お酒盛り

五、目出度嬉しや 思うこと叶うた 末は鶴亀 五葉の松

六、目出度めでたの 若松さまよ 枝も栄える 葉も茂る

七、泣いてくれるな 今立つ時に わしの気持ちが 又鈍る

|

« 会津磐梯山 | トップページ | 江差追分 »

民謡」カテゴリの記事

コメント

歌詞の転用というのは、よくあることなのでしょうね?

会津ばんだいさんの、2つ目の映像の歌詞には、今は盛岡市の、さんさ踊りの唄の歌詞とほぼ同じものが、2つ歌われていました。

どちらからどちらへ、ということもなく、転用はおこるのでしょうね??

投稿: 百本八本 | 2011年3月29日 (火) 23時27分

百本八本様
いつも有難うございます。それは気付きませんでした。民謡の場合は地方ごとに文句は決まっているものと思っていました。盆踊りの場合は他県との交流が盛んで、割りとフレキシブルなのかも知れません。
何か分かりましたらまた書き込みます。

投稿: Homayun | 2011年3月31日 (木) 00時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お立ち酒:

« 会津磐梯山 | トップページ | 江差追分 »