大漁唄い込み
東北民謡4日目です。宮城の民謡ではこの曲は外せません。おそらく北海道のソーラン節と並んで最もよく知られた民謡でしょう。この唄でうたわれる威勢の良い遠洋漁業が早く復活して、美味しいマグロが早く食べられますように。寿司、蕎麦、日本酒を好む者としては岩手~宮城~福島は天国で、岩手の蕎麦と松島で食べた寿司の旨さは忘れられません。
この曲でも鈴木正夫の節が現代の正調になっているようです。SPの方はかなり譜割りが違っています。
大漁唄い込み
昭和二年頃、仙台の後藤桃水が巡業の途次、桃生郡雄勝町で〈銭吹唄〉と〈ドヤ節〉を聞いたのが機縁で、桃水は門弟の八木寿永と二人で〈銭吹唄〉を改作した〈斎太郎節〉をこしらえ、さらに〈ドヤ節〉を前唄に、〈斎太郎節〉を中唄に、〈遠島甚句〉を後唄に構成した一種の組唄〈大漁唄い込み〉を作った。のち、〈ドヤ節〉の部分が廃れ、今日では〈斎太郎節〉と〈遠島甚句〉の組み合わせたものが一般にうたわれている。
「日本民謡辞典」(東京堂出版)より
大漁唄い込み
大漁唄い込み
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