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2011年3月31日 (木)

最高の江差追分

尺八伴奏の民謡を中心に色々見てきましたが、浜田喜一(初代)氏の江差追分がyoutubeでも見つかりました。この録音はビクターから出ている民謡ベスト盤(近々アップ予定)にも収録されていますが、「信州の街道を上下する馬子たちに唄われていた馬子唄が、参勤交代の北陸武士や旅人瞽女(ごぜ)等によって越後に伝わり、さらに海辺のメロディーに変化して、船乗りに唄われ北前船で蝦夷地に伝わり謙良節と合流し、荒い波濤の中で哀調を加え、江差追分が生まれた」と表現される江差追分の最高の歌唱の一つでしょう。北海道には行ったことはありませんが、北の海の潮の香りをたっぷり含んだ唄と節回しです。
長崎ぶらぶら節で有名な愛八さんもビクターに江差追分の録音(残念ながら廃盤ですが)を残していましたが、座敷唄風のしっとりとして荘重な趣きのある演奏で、これまた出色の歌唱でした。同じ曲とは思えないような味わいがありました。民謡においても、同曲異演を聞く楽しみは大きいです。
さて、この後はもう少し追分や津軽山唄など尺八伴奏の唄を巡って民族ものに戻る予定です。

江差追分(前唄・本歌・後歌)  浜田喜一(初代)

江差追分 安澤 望



昨日の解説に「アイヌもからんでいた説もあり」とありましたが、こちらは衣装がアイヌ風です。唄はどうでしょうか。

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